ミニトマトと普通のトマトは何が違うのか気になりますよね。
味?甘み?値段?栄養?
などトマトの大きさが違うだけで、何が違うのでしょうか。。
おすすめのミニトマトの選び方・見分け方やミニトマトの時期・旬はいつなのか。
保存方法は冷蔵?常温?
またトマトのヘタの謎とドライトマトを簡単に出来る方法をお伝えします。
ミニトマトとの栄養成分と効能
ミニトマトの栄養は、普通の大きさのトマトの比ではありません。
大きさで言うと、普通の大粒のトマトの方が栄養が詰まっていそうですよね。
ですが、ミニトマトの方が栄養も甘みもぎゅっと濃縮されているんです!
その理由は、水を極力あげない栽培方法で糖度を上げる事で、大玉に適したトマトであっても、果実が小さくなるから。
作物が枯れる寸前まで水や栄養を与えない事で、その作物のもつ最大限の力を引き出す方法です。
※この栽培方法をもっと極めたトマトがフルーツトマトです。
だからと言って、大粒のトマトが栄養がない訳ではありません。
トマトの栄養分である
- リコピン・・抗酸化作用・ガン予防
- ビタミンA・・粘膜を作り免疫力を上げる
- ビタミンE・・血流をよくする
- ビタミンC・・皮膚を作りコラーゲン育成に役立つ
- カリウム・・筋肉を正常に動かす働き・むくみ予防・夏バテ防止
がしっかりと含まれています。
ミニトマトの方が普通のトマトよりも、栄養量が多く含まれているので栄養素が高いという事なのです。
子供ってトマト嫌いな子、多いですよね。
私も子供の頃はトマトが食べれませんでしたし、元AKBのたかみなちゃんも未だにトマトが嫌いだそうです。
でも、何故かミニトマトは食べれるという子供が多いんです。
その理由が「普通のトマトより甘みがある!」という事。
うちの子供は6歳の時には既に
「普通のトマトより小さいトマトの方が甘くて美味しい♪」
と言ってパクパク食べていました。
普通のトマトは酸っぱくて味も薄いと言うのです(物や時期にもよります)
普通のトマトはどれだけ赤くても、甘みが薄いというか、中が空洞だったりもするので食卓に出すならミニトマトにしてほしいと要望がありました(笑)
子供でもしっかりと甘みが分かるんですね。
子供でも分かるほど甘みが違うのであれば、栄養素も高いミニトマトを買うべきかも。
スーパーだと普通のトマトよりも、ミニトマトの方が少しお高いですが、食べてくれるのならミニトマトにしてあげると喜ばれますね。
ミニトマトの栄養取りすぎ!?何個までなら太らない?
ミニトマトは食べやすいので何個食べても太らないかと少し心配にもなりますが、カロリー的な所で言うと
ミニトマト5個87gとして、カロリーは25kcal程度
になります。
仮に1食で60個食べたとして、300kcal。
ご飯2杯ぐらいです。
但し、このご飯2杯ぐらいは含まれている成分が
- 炭水化物
なのか
- ビタミン
なのかで違いますので、そこまで気にする必要はなさそうです。
美味しいミニトマトの選び方と見分け方
これは普通の大粒トマトも同じ選び方なのですが
- 色が赤くても濃い
- ハリツヤがあるもの
- ヘタがキレイな緑色
- キズのないもの
が甘くて美味しいミニトマトの見分け方と一般的には言われています。
大粒のトマトの美味しい見分け方の一つとして、おしりに白い線があると甘みが強い証拠でもあるのですが、ミニトマトの場合は2本白い線があれば甘い証拠でもあるとの事。
こういう白い線です。
ただミニトマトって、1個ずつ売っている事があまりないですよね。
食の台所でもある築地市場でさえ、ミニトマトのばら売りなんてほぼやっていません。
数店舗は販売していますが、注文する時にグラムやキロでお願いするので一つずつ確認するのは困難。
スーパーで売られている透明のパックに入っているのが通常ですので、お尻を見分ける方法は難しいです。
また、色つやで選んだとしても、外れる場合もあります。
それは産地や品種、栽培方法、栽培する農家さんによって味に差が出るから。
なので、一番おすすめの見分け方・選び方は
- 色が赤くても濃い
- ハリツヤがあるもの
- ヘタがキレイな緑色
- キズのないもの
を参考にした上で、色々買ってみて一番美味しかった産地や農家さんを覚えておいてリピートする
というのがおすすめ方法です♪
ミニトマトの時期はいつ?
ミニトマトの一番旬は夏と言われていますが、実は
- 春~初夏
- 秋~初冬
が最も美味しい旬の時期です。
トマトは、涼しくて強い日差しを好み、高温多湿を嫌う性質な為、夏は旬とは言えないそうです。
何故、夏が旬と言われたのかというと。
トマトを栽培し始めた時代は、ビニールハウスなどなく、春に種を蒔いて夏に収穫するという栽培方法だった為、トマト=夏というイメージがついてしまったのだとか。
その後、高性能な設備が普及し、トマトの成長に合わせた時期に収穫できるようになったので適切な季節がはっきりしてきました。
現在では、トマトの収穫時期を
- 気温が低く昼の時間が長い
- 気温が下がり始めて空気が澄んでいる
という環境の春と秋に、収穫を合わせて育てています。
季節によって味や食感までも変わるようで
春・・・旨みが強い
夏・・・成長が早すぎて甘くなる前に赤くなってしまい皮が柔らかい
秋・・・旨みが強い
冬・・・光が少ないので成長しづらく、水っぽく皮が硬い
という特徴があります。
家庭でミニトマトを栽培する場合は、保温用のビニールをかけて秋まで栽培すると、皮は硬いけど、メロン並みの糖度と旨味のあるトマトが育つそうです。
ちなみにフルーツトマトの旬は冬~春です。
ミニトマトの保存方法
ミニトマトは冷蔵保存よりも常温での保存がおすすめ。
但し真夏は暑すぎるので、新聞紙や段ボールのまま野菜室に入れておきましょう。
すぐに食べる事ができない場合は、出来ればヘタも取っておくとベスト。
ヘタは雑菌が貯まりやすいので、早々に取り除きたい部分。
特にお弁当に入れる時に、緑を入れたいからと言ってヘタごと入れるのはダメです。
ヘタに着いた雑菌が他のおかずにまで影響を与えて傷みやすくしてしまうそうです。
ヘタは必ずとってお弁当に入れて下さいね。
ミニトマトの栄養は加熱する事で更にアップ!
トマトの旨みを更に高めるために、イタリアではミニトマトを「ドライトマト」にするのが主流。
ドライトマトは旨みをぎゅっと濃縮してあるので栄養もぎっしり。
とは言え、ドライトマトって普通に買うと高いですよね。
NHKガッテンでは、自宅で作れる「なんちゃってドライトマト」を紹介していました。
作り方は
オーブンレンジにクッキングシートを敷いて、その上にミニトマトを半分に切ったものを切った側を上に置いて180度のオーブンで20分間加熱するだけ。
この断面を上にします。
但し!
加熱後もそのままレンジの中に1時間程置いて下さい
余熱で更にドライにするのです。
はい! 出来上がり♪
びっくりするほど簡単!
ミニトマトが安い時にでも大量に作って保存すると保存食にもなります。
この時に、トマト同様栄養豊富なパセリと共にオリーブオイルと和えて、フランスパンに乗せると美容健康効果を乗せたオードブルに変身♪
また、ドライトマトにしなくてもトマトを加熱する事で栄養もギュッと上がるのでおすすめですよ。
炒め物や煮物、スープにしてみて下さいね。
まとめ
トマトは16世紀以前にメキシコで栽培され始めたのが最初だったようです。
メキシコと言えば、アボガドもメキシコ産がほとんど。
メキシコは栄養素の宝庫なのかもしれません。
行ってみたいっ!
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