夏バテ予防のフルーツと言えば、レモンや梅などの酸っぱいものが思い浮かびますが、普通の果物でも夏バテ防止が出来ます。
夏に必要な栄養分のまとめと
朝食やおやつに手軽に食べれる果物で、夏バテを防止できるフルーツをランキング付けしました。
是非参考にして下さい♪
夏バテを防止する栄養素を知っておこう!
夏バテを防止する果物には、まずどんな栄養素が含まれているのかを把握したうえでランキング紹介したいと思います。
少し長いですが、効果効能成分を知ってからランキング果物を見ると分かりやすいです。
夏バテ防止効果が高い成分
・カリウム
カリウムは、夏バテ対策には欠かせない成分。
夏に取りすぎる塩分糖分を調節して、むくみを解消してくれます。
夏バテの特徴でもあるだるさ、倦怠感を防ぎ、火照りすぎた体を冷やしてくれる働きもあります。
・ビタミンB1
ビタミンB1は、体を動かすエネルギーを作り出す成分です。
食べた食材の中に含まれている糖分を取り出し、それをエネルギーに変えます。
その為、ビタミンB1がしっかりと体内に補充されていると
エネルギーがたくさんある!
事になるので、体を動かしてくれるパワーだけでなく
余分な脂肪も消費する!
事が出来るので、肥満を防ぎダイエットにも効果的♪
逆にビタミンB1が不足すると、体を動かすパワーがないのでエネルギー不足になり、だるくなってしまいます。
夏は汗をかくだけで体力を消耗するので、ビタミンB1は必要不可欠な成分。
また、ビタミンB1が足りなくなると脳も正常に動かす事ができません。
・ビタミンC
日焼けした夏の肌にはビタミンCが欠かせません。
ビタミンCはメラニン色素の沈着を抑える効果があるので、日焼けした肌を抑えます。
その為、美白効果が高いと言われるのです。
その他のビタミンC効果効能は抗酸化作用。
抗酸化作用は老化を防ぐと言われていますが、その理由はコラーゲンを作る働きをするからです。
コラーゲンと言えば
- お肌プルプル
- 肌ツヤツヤ
- 髪の毛もツヤツヤ
- しわ・シミ薄くなる!
というイメージですが、サプリメントやドリンクに頼らなくても、野菜や果物に含まれているビタミンCをたっぷり食べれば、同じ効果が得られるんです(*‘∀‘)
ビタミンCをたくさん摂取すると
- 美白効果・・・メラニン色素を抑える
- アンチエイジング・・コラーゲンを育成する
に効果的と言われるのは、こういう事だったんですね~(;´∀`)
そんな美容効果の高いコラーゲンですが、
実は、美容効果だけでなく、健康効果にも高い効果を発揮します。
例えば
年を取るにつれて痛くなる膝などの関節痛は、コラーゲン不足が原因の一つ。
でも・・・年を取れば、誰でも膝や腰が痛くなるよね?
と思いますよね?
実は、現代の若い世代の人達でも深刻なコラーゲン不足から、簡単に骨折したり関節を傷める人が増えているそうなんです!
理由は
- ジャンクフード
- インスタント食品
- ダイエットのしすぎ
- 不規則な生活
ジャンクフードなどの食品は、コラーゲンはもちろんビタミンなども含まれていない上に、添加物が多く含まれているので、体にどんどん悪いものが溜まっていきます。
※添加物は消化されません。
その為
「だるい」
「やる気が出ない」
という悪循環に陥ってしまうことも。
ビタミンC不足で起こる他の症状は
- 貧血
- めまい
- 脱力感
- 皮膚の乾燥
最悪『壊血病』という全身から出血しやすい状態になり、死亡する人もいるそうです。
ビタミンCは夏バテを予防する為の栄養素だと思っていたら、人間に絶対的に必要な栄養素のひとつだったんですね(・_・D フムフム
積極的に摂取したいビタミンCですが、ここで注意点。
ビタミンCを含む多くの果物にはソラレンという紫外線を吸収してしまう成分も含まれている事が多いので、食べる時間帯に要注意。
夏バテを防止する果物ランキング
カリウムを多く含む果物
※100g当たりに含まれるカリウム量
- アボガド:720mg
- ドリアン:510mg
- バナナ:360mg
- メロン:340mg
- すだち:290mg
- キウイフルーツ:290mg
- アメリカンチェリー:250mg
- ざくろ:240mg
- グアバ:240mg
- 梅:230mg
- プルーン:210mg
- オレンジ:180mg
- 桃:180mg
- マンゴー:170mg
- いちご:170mg
- パイナップル:150mg
- すもも:150mg
- 梨:140mg
- グレープフルーツ:140mg
- ぶどう:130mg
- レモン:130mg
- スイカ:110mg
- りんご:100mg
アボガドは超優秀な食べ物です。
こちらで詳しく説明しています。
ビタミンB1を多く含む果物
※100g当たりに含まれるビタミンB1量
- ドリアン:0.33mg
- アボガド:0.1mg
- オレンジ:0.1mg
- パイナップル:0.08mg
- レモン:0.07mg
- グレープフルーツ:0.07mg
- ゆず:0.07mg
- メロン:0.06mg
- バナナ:0.05mg
- ぶどう:0.04mg
- 梅:0.03mg
- すいか:0.03mg
- りんご:0.02mg
- キウイフルーツ:0.01mg
ビタミンCを多く含む果物
※100g当たりに含まれるビタミンC量
- アセロラ:1700mg
- グァバ:220mg
- ゆず:150mg
- すだち:110mg
- レモン:100mg
- キウイフルーツ:69mg
- オレンジ:60mg
- グレープフルーツ:36mg
- ドリアン:27mg
- パイナップル:25mg
- メロン:16mg
- バナナ:12mg
- アボガド:12mg
- すいか:10mg
- 桃:8mg
- 梅:6mg
梅干しに関しては薬とも言える効果効能が発揮されます。
こちらで詳しく紹介しています。
ちなみにまずい梅干しを購入してしまった場合の対処法がこちら。
夏バテ防止おすすめ果物まとめ5選!
- ビタミンB1
- ビタミンC
- カリウム
この3つの成分含有量を平均して、どの果物を夏に食べると効果的なのかを
- どこでも買えて
- 誰でも食べやすい
順に5位までをまとめました♪
1位:アボガド
カリウム・ビタミンB1ではほぼ上位。
スーパーでも簡単に手に入る事から、毎日でも夏バテ防止成分を摂取できる庶民の味方『アボガド』。
ビタミンCは少なめですが、夏バテ防止になるカリウム含有量が多いので
夏の暑さで塩分糖分摂りすぎで起こる
- むくみの解消
- だるさ、倦怠感
を防ぎ、体力アップに貢献してくれます。
ただ、夏のアボガドはねっとりとして濃厚でカロリーも高め。
食べ過ぎには注意して下さいね(苦笑)
2位:バナナ
バナナは、安いと100円程でこの束が手に入りますよね。
夏バテ防止するカリウムやビタミンは毎日摂取するのが望ましいので、バナナの格安お値段は非常に助かります♪
バナナはカリウムが豊富なので、ヨーグルトと和えたりバナナジュースにしたりと、栄養満点で簡単お手軽な朝食が作れるので毎日でも食べたい果物。
ちなみに、バナナジュースにする時の牛乳は口臭予防にもなるので、おすすめですよ♪
3位:レモン
オレンジと迷ったんですが、やはり平均するとレモンの方が、夏バテ防止に必要な成分がまんべんなく含まれています。
夏の疲れた体には、レモンの栄養成分に加え「クエン酸」が体力アップにも効果を発揮してくれるので、夏は本当におすすめ。
但し、レモンにはソラレンが含まれているので、食べる時間が大切。
朝はやめて下さいね!
私が夏によく食べるレモンのレシピは『はちみつ漬け』
これを、仕事から帰ってきたら夕食前に2、3切れ食べます。
食べると、疲れてだるい感じが吹っ飛ぶ感じ♪
ただ皮には、農薬がたくさんついている可能性が大きいので、しっかり洗って下さいね。
4位:メロン
メロンは昔は高級果物でしたが、最近では比較的手ごろなお値段でスーパーでも売っていますよね。
水分もたっぷりで、ビタミンだけでなくカリウムもしっかりと含まれているので夏バテ予防に最適です。
昔「病気をするとメロンを食べるといい」と言われてきましたが、もしかして大量に汗をかき、カリウムが排出されてしまうから、メロンを食べろという意味だったのかな?
5位:キウイフルーツ
キウイフルーツはビタミンの宝庫とも言われるほどのフルーツですが、カリウムもしっかりと含まれているので、夏バテ対策にはおすすめ。
ただ、キウイフルーツは酸っぱいので苦手な人も多いのでは?
少し甘めのヨーグルトと和えたり、スムージーにすると食べやすいですよ(*^-^*)
番外編:ドリアン
ドリアンはカリウム・ビタミンB1・ビタミンC共に申し分なく評価が高いのですが・・・
どこで売ってるんじゃ~いっ!
という事で、番外編にさせて頂きました(笑)
普通にスーパーでは売っていないですよね(-ω-)/
私はよく築地市場に買い物に行きますが、日本市場一番大きな市場の果物屋さんでも、どこでもドリアンを扱っている訳ではありません。
また、ドリアンは実は高級果物。
楽天市場で検索して見ると・・
そこそこします(笑)
冷凍だと保存も効くのでいいですね。
まとめ
私の場合は、スーパーへ買い物へ行った時に買う果物はいつも安いものを買うのですが・・・
夏には、夏バテ防止対策になるフルーツを買うようにします!
家族の健康は、ママにかかっていますからねっ(;・∀・)
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