きゅうりは世界一栄養がない緑の野菜と言われてきましたが、近年の研究では様々な効果が発見されています。
夏バテ防止・夏血栓・ダイエット・美白効果に効果的なきゅうりを徹底的に解析してみました。
どうぞご覧ください(*^-^*)
きゅうりは夏バテ防止野菜?
きゅうりは9割が水分と言われており、食べても意味がないと言われてきました。
それでもきゅうりの人気はとどまらず
- お漬物
- サラダ
- 一本漬け
などなど、夏の風物詩に欠かせない食材となっています。
また、暑い日にはキュウリにマヨネーズや味噌をつけてボリボリ食べるのが習慣にもなっていますよね。
実はこれ自体が、夏バテを予防していたんです。
夏は大量に汗をかく事で、水分だけでなくカリウムという成分も失われているのです。
カリウムが不足すると
- 脱力感
- 呼吸困難
- 不整脈
- イライラ
- 腎炎
になる可能性が高く、積極的に摂取しなければならない成分。
そのカリウムが、きゅうりには含まれています。
また、夏は暑くて体が火照ってしまい熱中症をおこす可能性も高くなります。
きゅうりには体を冷やす働きがあるので、火照りすぎた体を冷やすにもキュウリは最適。
そして何と、きゅうりは夏バテを防ぐだけでなく、夏血栓と言う夏の大病にも効果大だとか。
きゅうりが夏血栓を防ぐ理由
まず、夏に多い夏血栓とは何でしょうか。
夏血栓とは?
夏は暑い為にたくさんの冷たいジュースやアイスを食べたりしますよね。
その中にはかなりの糖分が入っており、高血糖になる可能性が非常に高いです。
高血糖になると、血管の内側が傷いてしまい、そこにかさぶたができてしまいます。
かさぶたが血管内にある事により、そのかさぶたに血が溜まり「血栓」という血の塊になってしまいます。
この血栓が流れて脳や心臓で止まると、それが
- 脳梗塞
- 心筋梗塞
の原因になります。
また子供には嬉しい夏休み。
親は頑張って旅行に連れて行ってあげたり帰省したりと、長時間車や飛行機に乗る機会が増えますよね。
長時間同じ体勢をとると良くないと言われたのが、エコノミー症候群。
股関節や膝が曲がった状態が長時間続く事により、下半身の血液の流れが悪くなる事を言います。
仕事が机仕事の人も、1時間に1回は立ち上がるなどして血の巡りを悪くしないようにした方がいいですね。
このようなエコノミー症候群も血栓ができる原因にもなり、血栓が肺で詰まってしまう事で
- 肺血栓塞栓症
- 肺梗塞
になってしまうそうで、最悪死に至る場合もあるようです。
気温が32℃以上になると、夏血栓ができやすいので要注意です。
きゅうりが夏血栓を防ぐ理由
キュウリの成分「シトルリン」は、血管を拡張してくれる作用が夏血栓を防いでくれます。
夏血栓が起こる原因は、全て血管が詰まってしまってしまう事。
その為、血管を拡張すれば、血が詰まる事もありません。
きゅうりの成分
・ベータカロチン
この成分はきゅうりの緑の皮に含まれています。
(私は皮が苦手でいつも剥いてしまっていました)
- ガン予防
- 成長促進効果
- 免疫機能維持効果
- 美肌効果
・カリウム
- 高血圧予防
- 利尿作用
- むくみ解消
・シトルリン
- 血管拡張作用
きゅうりって結構栄養素が含まれているんですね(*_*)
きゅうりのダイエット効果
きゅうりにはダイエット効果もあると言われていますが、それはきゅうりに含まれるカリウムに利尿作用があるので、むくみを予防してくれるのも一つの要因です。
太っている人は、体がむくみやすいので、むくみが取れるだけでもかなりスッキリします。
また、きゅうりの9割が水分という事で、便秘対策にもなりますね。
私自身も野菜をいっぱい食べた次の日は、すんなり出ます。
便秘はダイエットの大敵。
肌荒れの原因にもなるので、最低でも1日1回は便をだしておきたい所。
ちなみにきのこも水分が8割なので、ダイエットしたい場合はきのこときゅうりを組み合わせ、緑野菜を多くとると、老廃物が排出されやすいかも。
キノコ類には
- ビタミンD
- 骨の強化
効果が期待できますよ♪
但し!
キュウリにはソラレンが含まれているので、朝は食べないで下さいね!
きゅうりの美肌効果
きゅうりの皮に含まれるベータカロチンには抗酸化作用が期待できるため、アンチエイジングにも効果的。
また、ビタミンCも含まれているので、美白効果もあります。
但し、ビタミンCは熱に弱いので加熱すると、効果は激減します。
ビタミンを取る時は「生」で食べるのがベストです。
きゅうりのおすすめの食べ方
・汁物
・味噌と和える
夏血栓を防ぐ為のきゅうりに含まれているシトルリンは水溶性の性質を持っている為、汁物にするとシトルリンを効果的に摂取できます。
また、味噌にはビタミンEが豊富に含まれ血行促進効果が期待できるため、シトルリンの血管拡張作用と組み合わせると、より夏血栓を予防できるのだとか。
一番おすすめの食べ方は、宮崎県や山形では有名な冷や汁。
あれが今回の
- 汁物
- 味噌
と組み合わせた、だし汁と味噌で味付けした冷たい汁物料理の理想の食べ方です。
どうやら、夏に農作業をして帰ってきた人達に体を冷やし、パワーをつける為にお母さん達が作っていたようです。
作り方は家庭により違うそうなので、初心者でも作れそうなこの方のブログを掲載します。
また、普通に温かいお味噌汁にきゅうりをいれてもいいそうですが
・・・ど、どうでしょう(-ω-)/
まとめ
世界一栄養のないきゅうりと言われてきましたが、侮れない夏野菜でした(笑)
特にダイエット中の人は、お腹が減ったらキュウリをボリボリ食べるといいかも。
お腹も膨れるし、利尿作用もあって美白効果もありますよ♪
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