ディズニーで妊婦が緊急搬送されて、浦安周辺の病院は迷惑しているという話を聞くが本当なのだろうか。
確かにディズニーでの妊婦は通常と違い、ちょっとしたことでお腹が張りやすい。
そんな時に母子手帳を持っていないなんて最悪です。
下準備無しでディズニーに行くと、周りに迷惑をかけてしまうかも。
ディズニーの救急搬送や臨月でも行くという妊婦について、ちょっとお話。
ディズニー妊婦の緊急搬送が大問題に!?
子供が産まれる前に、最後ディズニーに行っておこうという妊婦さんや、既に上の子がいて、家族旅行でディズニーに遊びにいく妊婦さんって結構いますよね。
妊婦でも体調の良い日もあるので、ディズニーをのんびり過ごせばいいやなんて油断していませんか?
実はこの「思い込み」が危険なんです。
ディズニーの近くにある順天堂大学医学部付属浦安病院では、2007~2010年までの4年間、緊急搬送された妊婦が何と129人もいたそうです。
1年間で約32人。
1ヶ月の間で2~3人の妊婦が救急搬送されている計算になります。
この中で
- 早産になった人・・6人
- 翌日死産した人・・1人
いたそうです。
また、ディズニーに行く前にきちんと主治医に許可を得た人は半数以下。
母子手帳を持っていない人もいたそうです。
もう一つの問題点。
旅先で妊婦が近くの病院へ緊急搬送された事で、その病院で出産を控えていた妊婦が、別の病院へ搬送されたケースもあったようです。
これはかなり迷惑。
更にもし切迫早産になってしまった場合、その場で即入院となってしまう為に遠方から来ていると、本当に大変です。
入院費用もかかるし、知らない病院での長期入院という事で精神的にも不安になる事も。
余談ですが、私の場合、外出中に出血し急いでかかりつけの病院に行ったところ、切迫早産で即大きな病院へ搬送され、そのまま入院となりました。
もちろん荷物もなければ、運ばれた病院は家から車で1時間も離れた遠方の総合病院。
その頃、確か妊娠8ヶ月頃だったので最悪赤ちゃんが産まれても安心なようにNICUがある病院に運ばれたのです。
そこから約1ヶ月程入院して、9ヶ月に入った頃に家の近くの病院に移ってもいいと言われ、点滴(陣痛を止める点滴)を外した途端、陣痛が始まり結局その病院で産むことに。
いわゆる「生産期」と呼ばれる妊娠37週から41週までの間に出産する時期よりも、早い36周に産まれてしまいました。
本当にこういう事があるので、本気で要注意です。
そもそも、 妊娠中に「安定期」と呼ばれる時期はない のだそうです。
ディズニーは夢の国という事で浮かれてしまい、普段用心深く生活し体調もすこぶる健康という妊婦でも、長時間の歩行や朝から夜までのスケージュール、移動などで体調をいきなり崩してしまう事もあるそうです。
出来ればショーを中心に見ると、ゆったりと過ごせるかも。
⇒ディズニーシー子供向けの楽しめるおすすめショー5選!実際に子供と体験してきました。
妊娠後期はディズニーに行く事を避け、ディズニーに行く場合には、必ず産婦人科の担当医師に相談してからにしましょう。
また、本来ならば妊婦は通常よりも事前準備が必要。
こちらの記事も参考にしてみて下さい。
ディズニーに妊婦が行くなら母子手帳必須!
母子手帳は、妊娠記録が全て記載されています。
個人情報に加え、ママ本人の体調や子供の成長、トラブルなど母子手帳さえ見れば、経過が全て分かる個人カルテ。
救急搬送された場合に、母子手帳がないと
- 妊婦に感染症があるのかどうか
- 妊婦検診の結果はどうなのか
などが不明の為、医療者にも影響が出るそうです。
妊婦は一人の身体ではないので、基本的には母子手帳を持ち歩くのがベスト。
ちょっとした買い物ぐらいならいいかもしれませんが、旅先や外出先では何が起きるか分かりません。
妊娠中はよく歩けと言われますが、実は歩きすぎも逆に良くありません。
ママの体が疲れてくると、お腹が張りだし、お腹の中にいる赤ちゃんも緊張してしまいます。
特にディズニーは歩く距離が長い。
ディズニーでこそ、何が起こるか分からないので、絶対に持参していきましょう。
あと、妊婦なら駐車場を優先的に使えるので、
⇒ディズニー配慮!妊婦は駐車場優先♪特典や待遇に妊娠証明書は必要?
ディズニーで妊婦が臨月の時でも楽しめる?
臨月でもディズニーに行ったという人は、結構いるようですがよっぽど健康体で、休憩も30分に1回は入れるなどコース配慮もしないと本当に危険。
特に2人目、3人目を妊娠中だと産道が出来てしまっているのでスルッと産まれちゃいますよ。
個人的に臨月は絶対にやめてほしいですが、きっと産婦人科の先生も
「は? 行くの?」
的な反応をしそうですよ(笑)
子供が産まれてから家族で来ると、その時はまた違う楽しみ方もあるかと思いますので、臨月は我慢して下さいね!
8ヶ月も微妙な月ですが、もしどうしても行くというならゲストアシスタントカードを使って下さいね!
⇒ディズニーのゲストアシスタントカードとは?悪用者続出で世界を巻き込む事態に!
まとめ
ディズニーでの妊婦緊急搬送がこんなに多くて迷惑しているとは、本当に知りませんでした。
妊婦はディズニーに行くべきではないとの声もありますが、体調が良くて、身体も安定しているなら
- アトラクションには極力乗らない
- 早めに切り上げて帰る
- 休憩はまめにとる
事を意識して楽しんで下さいね。
救急搬送されないようなコース選びと念のため、母子手帳は忘れないでね(*^-^*)
臨月はNOですよ~
⇒デイズニー妊婦の楽しみ方13の心得。制限・服装・母子手帳どうすればいい?
コメント