厄年とは、精神的にも身体的にも変調をきたす節目の時。
心身様々な厄災を祓う為にも、神社で厄祓祈願を受けて充実した毎日を送れるようにしたいもの。
でも祈願にかかる金額はいくらぐらいが相場なのか気になりますよね。
神社によっても違いますが、厄祓いの相場価格とお金を渡すときのマナーとして包むのし袋の書き方と渡し方について回答します。
厄年のお祓い料金 相場はいくら?
厄年にお祓いをしておきたいと思う人、多いですよね。
しかし、祈祷料は大体いくらぐらい包めばいいのか、料金が不安。
一般的にはですが、どの神社・お寺でも大体5千円~という所が多く、
- 5,000円
- 7,000円
- 10,000円
- 30,000円
となっている所が多く、高ければ高いほど
- お札に名前が入る
- お土産が多い
- 祈祷期間が長い
などとなっています。
お札に名前が入るのがどういう事かと言いますと、基本的に厄払い祈祷をしてもらうと、その神社・お寺でお札がもらえます。
そのお札に名前が入るかどうかです。
またお土産の種類も金額によって変わり、厄除け効果の高いアイテム(火箸や破魔矢など)がもらえます。
祈祷期間が長くなるというのは、厄払いをしてもらう祈祷が当日1日で終わりなのか、神職または住職が本人無しで1週間連続でしてもらえるのか、などの違いとなります。
例えば、東京明治神宮の祈祷料は
- 5,000円
- 10,000円
- 30,000円
東京都杉並区の井草八幡
- 8,000円~
AKB48も参拝した秋葉原発展の本山である「神田明神」
- 10,000円~
東京都足立区の西新井大師は
- 5,000円
- 10,000円~
神奈川県にある厄除けで有名な川崎大使では
- 5,000円
- 7,000円
- 10,000円
同じく神奈川県の寒川神社は
- 3,000円
- 5,000円
- 10,000円~
京都府の石清水八幡宮では
- 10,000円~
同じく京都府の八坂神社
- 5,000円~
京都市の平安神宮
- 5,000円~
兵庫県の門戸厄神東光寺
- 5,000円~
徳島県にある薬王院では
- 3,000円
- 5,000円
- 10,000円~
※これは一例です。
また家の近くにある氏神様に厄除けのお祓いをしてもらいたい場合、神社やお寺によっては
「気持ちで結構ですよ~」
という所もありますが、
「気持ちってだからいくらなの!?」
なんて事も思います。
この場合、上記の金額を参考に都心や大きなお寺・神社ですと
- 5,000円
を目安にするといいかもしれません。
地域性にもよるかもしれませんが、場所によっては
- 3,000円
が平均という所もあるので、その辺は気負わず大体3,000~5,000円程を目安にするといいでしょう。
また金額によって厄除け効果が高い低いなどの心配もあるかと思いますが、金額によって厄年が変わる訳ではないので安心して下さいね。
お祓いはお祓いですよ。
厄除け料金は5,000円が目安 と覚えておきましょう。
厄年のお祓いで初穂料を包むのし袋の書き方
厄年に厄除けをしに神社やお寺に行くときに、気になるのがお金の渡し方。
基本的に祈祷は、神社やお寺での祈祷は修行を積んだ神職や住職が、その人個人の繁栄や願い、厄を払ってくれるので、それに対しての「感謝の気持ち」という事でお金を払います。
その為、マナーとしては現金そのままではなく、真っ白い無地の封筒、もしくはのし袋に包んで持っていくと良いです。
のし袋はこんな感じですね。
これです。
このリボンが下向きの物を「蝶結びの水引結び」と言います。
間違ってもリボンが上向きのものは選ばない事。
この理由としては、リボンが上向きで「あわじ結び」という結び目は、結婚式で使います。
この結び目とリボンの先の向きには、このような意味があります。
そして封筒の表側、蝶結びの上側に「初穂料」と書きます。
この初穂料というのは、
秋の収穫で取れた稲穂を神に献じた事が由来となり、その後野菜や果物、海産物、獲物を献上するようになり、いつしかお金を納めるようになったことから、今日では神社に納めるお金を「初穂料」と呼ぶのだそうです。
初穂料と書いた下側、リボンの下側に自分の名前をフルネーム、もしくは苗字だけを書きます。
そして裏側には、自分の住所と名前をフルネーム、もしくは苗字を書き、金額も漢字で書きます。
この時の書き方は全て「縦」で書きます。
五
〇
〇
〇
円
こんな感じです。
のし袋に「中袋」が入っている場合は、中の袋に住所と名前、お金の金額を漢字で書きます(のし袋の裏側には一切何も書きません)
そしてお金の入れ方ですが、誰かが亡くなったという時以外は全てお札に印刷されている「顔」が上側にして、封筒に入れます。
こんな感じです。
神社やお寺に納める時以外でも、お葬式以外は全てこの入れ方です。
結婚式はもちろん、お友達への出産祝いや入院した時のお見舞も「顔が上」です。
のし袋の渡し方作法は、両手をのし袋に添えて頭を下げて渡しましょう。
この時、感謝の気持ちで渡すと自然と両手で頭を下げて渡せるかと思います。
感謝の気持ちなく、片手で渡すのだけは止めましょうね。
厄年は、今までの膿や酷使してきた身体に異変が起きやすい年。
この時期に横暴な態度を取ったりすると、後々自分に返ってくる可能性が高いので極力丁寧なやり方で対応していけるといいですね。
まとめ
厄年お祓いの値段は五千円が主流でしたね。
のし袋の書き方や渡し方も是非参考にして下さいね!
⇒厄年をお祓いする時期は年初め?前厄・本厄・後厄全て厄払いしないとダメ?
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