食中毒予防対策は夏が勝負!気を付けたい食べ物や胃腸炎体験談!

健康

夏になり暑くなってくると気になる食中毒。

大人でも辛い食中毒は子供がかかると死に至る事も。

外食だけでなく、実は家庭のキッチンでも食中毒の原因が発症しています。

家族の健康を守るママだからこそできる簡単食中毒予防対策を紹介♪

天然万能薬はやっぱり梅干し~?

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食中毒が起こる原因

食中毒は、食べ物が原因で起こる胃腸の炎症。

下痢や嘔吐、猛烈な腹痛、発熱などの症状が出る病気。

原因は、食べ物に含まれている細菌、ウイルス、寄生虫など。

 

夏に食中毒が多い原因の一つとして、6~9月は気温が高くなるにつれ、細菌が元気よく育ってしまうから。

※ウイルスは主に冬

 

この細菌というのが、実はどこにでもいる菌で、

  • 土の中
  • 動物の皮膚
  • 腸内

など様々な所に生息している、いわば生活のお友達とも言えるちっちゃな相棒。

 

この相棒たちが、夏になって暑くなると活発に活動します。

食べ物を通して人間の体内に入ってしまうと、強い刺激を人間の胃腸に与えてしまうものだから、私達人間はあっという間に完敗(T_T)

 

食中毒から人にうつすと胃腸炎にかかる可能性大。

 

ちなみに、食中毒と胃腸炎って症状は同じで原因が違うだけです。

 

でも!

普段の生活からちょっとした気遣いをするだけで、簡単に食中毒予防が出来てしまうので、ママさんは子供の為にも是非やって見て下さいね♪

 

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おうちで簡単食中毒予防ポイント

1. 調理前

  • こまめに手を洗う
  • 野菜を良く洗う

自分の手を綺麗に洗うのはもちろん、野菜もしっかりと洗いましょう。

野菜自体には菌がついていなくても、私達消費者の手に渡るまでに色んな人がやさいを触っています。

 

その 「色んな人」が菌を持っている可能性がある のです。

 

その為、もしかすると野菜に菌がついてしまっているかも。

またやさいを輸送中、温かくて菌が繁殖してしまっているかもしれないので、自分達が食べる前に必ずしっかりと洗いましょう。

 

  • タオルやふきんは清潔な物を保つ

一度濡れてしまったタオルやふきんは、時間が経つとじわじわ菌が増えていきます。

洗い忘れて濡れたタオルをそのままにしておくと、雑巾臭いニオイしませんか?

あれなんかは正に雑菌の固まり・・(;゚Д゚)

キレイに洗った手を雑菌まみれのタオルで拭く事になります。

夏場は洗濯物もすぐ乾くので、タオルやふきんはまめに変えましょう。

 

  • ゴミはこまめに捨てる

ゴミをゴミ箱に捨てたからといって、数日置いておくとゴミ箱の中で菌が繁殖します。

密閉の空間で生ぬるい温度の中なので、菌にしたら天国。

ゴミを捨てる曜日まで日にちがあるなら、せめてベランダに出しておくなどして対処しておきましょう。

 

  • 冷凍食品の解凍は冷蔵庫で

これはテレビでも紹介されていたのですが、冷凍した肉や魚を解凍する時に冷蔵庫だと中々解凍されないだろうと常温で解凍する人がいますが、これはダメです。

常温で解凍する事により、菌が繁殖してしまうので 冷蔵庫で時間をかけて解凍するのがベスト です。

 

  • 調理中、生で食べるものと肉・魚は近くに置かない

例えば、今晩のおかずが「お刺身」と「ステーキ」だとして

お刺身と、焼く前の生のステーキ肉を近くに置いて調理しない

という事。

 

焼く前のステーキ肉にもし菌がいたら、近くにいるお刺身にまで菌がついちゃいます。

肉についている菌は焼けば死滅するので、大丈夫ですがお刺身は危険。

必ず離して調理準備しましょう。

 

  • 包丁などの器具は必ず洗う

まな板や包丁は熱湯で消毒すれば殺菌効果はバッチリという人もいますが、必ずしっかりと洗剤で洗いましょう。

洗剤で洗った後にしっかりとすすぎも行った上で、 最後に熱湯消毒 するのが一番ベスト。

先に熱湯をしてしまうと、魚や肉のタンパク質が固まってしまうのでダメですよ!

 

2. 食事する前

  1. 食事の前は手を洗う
  2. 盛り付けはキレイな食器で
  3. 食べるお箸やナイフフォークも清潔なものを
  4. 食べ物を長時間、室内に放置しない

3番までは、皆さんが日頃気を付けている事だとは思いますが、最後の

「食べ物を長時間放置しない」

は、例えばホームパーティーや親せきの集まりなどで早くから準備して、食べ物を出しっぱなしにする事ってありますよね。

その場合、常温での放置時間が長いと菌が増えてしまう可能性もあります。

 

その時の注意点は、 室内の温度。 

パーティー人数が多すぎたり、子供達が走り回っていると、どうしても室内の温度だけでなく湿度も上がり気味。

少しエアコンを入れるなどして調整しながら、ギリギリまで冷蔵庫に入れておくなど対策を練りましょう。

 

3. 残った食品の保存方法

  • 残り物を容器に入れ替える時は必ず清潔な器具で保存
  • 作業前は再び手洗い

とにかく清潔な状態を保つように、癖づけるといいかも。

 

  • 残り物を容器に入れる時は完全に冷めてから
  • 時間が経ちすぎた物は思い切って捨てる

残り物を捨てるにも勇気が入りますよね。

ここでもったいないと思うと、私のように確実に食中毒になりますよ!

※3章目に体験談が記載してあります。

 

  • 温め直す時はしっかりと火を入れる

一度火を入れた物は菌が死滅しているなんて思っていませんか?

実は、一旦火を入れても、一度火を止めると、またそこから菌がじわじわと繁殖しているのです。

 

例えば

カレーは、普通のお鍋で数時間、圧力鍋では20~30分しっかりと火を入れているにも関わらず、火を止めた途端、菌の繁殖が始まります。

 

なので、再び食べる時は、しっかりと火を入れてから食べましょう。

 

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食中毒予防には天然万能薬「梅干し」!

梅干しが食中毒効果が高い事は有名です。

夏のお弁当には必ずといっていいほど、梅干しを入れますよね。

 

梅干しには制菌・抗菌作用があり、食中毒の原因である細菌を防いでくれます。

昔、戦国時代~戦争時代には保存食としてご飯に梅干しの日の丸弁当を掲げて戦いに出たというぐらい、保存に優れた食材として梅干しは活用されています。

 

但し!

ただ梅干しを入れておくだけで食中毒を予防できる時代は終わりました。

 

近年、温暖化が進み、オゾン層が破壊され夏の紫外線が年々きつくなり、夏の気温も異常なほどに上がり続けています。

そんな中、もはや梅干しだけでは保存食として耐えきれず、他にも対策を打たないとお弁当の中身はあっという間に腐ってしまいます。

  • 梅干し
    +
  • おかずもご飯もしっかりと冷ましてからお弁当に入れる
  • 保冷剤を付ける

の連携プレーを取りながら、子供のお弁当、また旦那さんのお弁当対策をとって上げられるといいですね。

 

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食中毒予防まとめ

  • 調理前・食事前は必ず手を洗う
  • 食べるものは全て事前にしっかりと洗う
  • 冷凍ものの解凍は冷蔵庫で
  • タオル・布巾・調理器具は清潔に
  • ゴミはこまめに捨てる
  • 食べ物を常温で長時間放置しない
  • 温め直しはしっかり加熱

 

その他

  • 卵の保存は冷蔵庫
  • 調理済みの食品も冷ましたらすぐに冷蔵庫

とにかく夏の常温は危険です。

すぐに菌が繁殖すると考え、何でも冷蔵庫に入れる癖をつけましょう。

 

細菌除菌効果の高い手洗いスプレーなどありますが、それだけでなく水洗いも必要。

 

また、食中毒は夏だけでなく、冬にも起こります。

 冬は主にウイルスが原因。 

 

ウイルスも厄介なので、先程の

「おうちで簡単食中毒予防ポイント」

を参考に1年を通して子供の衛生面を気遣って上げれるといいかなと思います。

 

また、生ものは冷蔵庫に入れてあるから安心ではなく、購入したら出来る限り早めに食べて下さいね!

 

最後に。

最終的に食中毒にかかるかどうかは、 体の免疫力も大切 です。

 

日頃から体調管理に気を使い、睡眠をしっかりとり、風邪の引きにくい身体を作り上げる事が非常に大切なので、子供の為にも環境づくりを頑張ってほしいと思います♪

ママも頑張れ~ファイト!

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