妊娠前まで共働きをしていた家庭では、出産によって旦那1人のお給料で生活ができるのか不安に感じることでしょう。
初めての出産ならばなおさら、出産費用からその後の生活まで何にどれくらいかかるのか、見通しが立つはずもありません。
お金に不安を感じると、イライラしやすくなってしまったり、時には眠れなくなることもあり、心身共につらくなります。
そこで!
産後の生活にどれくらいあればいいのか、不安を軽減する方法はあるのかを紹介します!
産後お金の不安が頭から離れない!?
産後は、些細なことで不安になってしまうデリケートな時期です。
出産によって、ホルモンのバランスは崩れますし、生活のリズムも規則正しくというわけにはいきません。
そこに加えて、共働きの時と同じ生活スタイルでは、不安が大きくなってしまうのは仕方のないことです。
産後は赤ちゃんのためにオムツもいります。
母乳とミルク混合ならば、ミルク代もかかります。
夫婦2人の生活の時よりも出費は増えてしまいます。
確かに出費は増えますが、生活できないほど増えるわけではないことは、冷静に考えればわかるのですが、産後ママは冷静に考えることが難しいです。
睡眠不足によるストレス、思い通りにいかない毎日、ゆっくり1人の時間もとれません。
こうした生活に適応できない人は以外に多く、酷い人ではクリニックに行く必要が出てきます。
心配ごとが頭から離れなかったり、1つの事柄に不安感が強かったりする精神状態は正常とは言えません。
実はこうした状態は産後うつの現れ。
ホルモンのバランスが崩れ、些細な事に不安感が強くなり、感情のコントロールがしにくくなってしまいます。
私の家庭は、産後3カ月くらいまでは、紙おむつと布おむつの兼用をしていましたが、おむつ代だけでも月に1万円かかっていました(まとめ買いも含めて)
1人目は3ヵ月で母乳が止まってしまったので、ミルク代も1缶買うと2500円はいります。
赤ちゃんを迎えたことで、1~2万の支出が増えた家計は確かにつらかったです。
しかし、ミルクやオムツがずっと続くわけではありません。
ミルクだけでなくお茶や果汁が使えるようになりますし、離乳食は手作りが一番節約にもなりますよ♪
産後の生活費が不安!どれぐらいかかる?
産後の生活費にどれくらいかかるかは、各家庭により差があると言えます。
なぜならば、完全母乳なのか混合なのか、はたまたミルクのみなのかでも差がでますし、オムツも紙なのか布なのかによっても違います。
ただ、赤ちゃんの医療費は0円です。
これは、どんな自治体でもマルフクという医療費免除の券があるはずです。
赤ちゃんの保険証の手続きを早期に行い、市町村に申請することで発券されますので、忘れずに行いましょう。
赤ちゃんが増えたことで増える支出としては、ミルクとオムツです。
服に関しては少し大きめを何着か持っておけば、頻繁に買いなおす必要はそこまでありません。
赤ちゃん用のシャンプーや石鹸、オイルやクリームも1回買えば1か月はもつので、頻繁に買う物ではありません。
1人目の時は、混合で育てて途中から完全ミルク、オムツも布と紙の兼用をしていた私の場合は、月に2万あれば赤ちゃんの支出は足りました。
ミルクやおむつも、メーカーや買う場所によって値段に差がありますので、自分の家計にみあったメーカーや購入場所を検討するだけでも安く抑えることができるのではないでしょうか。
赤ちゃんが成長していけば、オムツやミルク代は無くなる出費です。
この時期に何とか生活できれば、そのままオムツやミルクに使っていた分のお金を貯金に回すこともできますね。
1歳を過ぎるころには、食事も大人と同じですし、赤ちゃんの頃より支出は減ることもあります。
ずっと支出が高いわけではありませんので、貯金もできるようになりますよ。
産後のお金の不安はホルモンバランスの乱れ?
女性の体は本当に繊細で大変ですよね。
毎月の月経でさえイライラしてしまったり、気分がすぐれない状態がある事からもわかるように、ホルモンのバランスは崩れやすい体質の方が多いのも女性の特徴ではないでしょうか。
出産でホルモンのバランスも崩れて当たり前です。
普段の生活ではありえない量の血液が入れ替わり、ありえない痛みを乗り越えて赤ちゃんと会えるのです。
出産を経験した女性の大半は、産後のホルモンバランスに悩まされます。
では、ホルモンバランスが崩れると、どんな症状がでるのでしょうか。
個人差はありますが、ホルモンバランスが崩れると、イライラしやすくなったり、疲労を感じやすくなったり、急に泣けることもあります。
また、不安感が強くなり何がそんなに不安なのかよくわからない人もいます。
これらの症状が何故起こるのかというと、急激なホルモンバンスの変化に心身がついていけないのです。
ホルモンのバランスが崩れることで、ストレスに対する脳の抵抗力が下がる事が分かっています。
つまり、産後は脳がストレスを対処できない状態になるのに、毎日ストレスにさらさるため、脳がストレスを処理しきれず機能不全を起こしている状態です。
脳が機能不全を起こすと、物事を悪い方に考えてしまい、不安感が強くなることが分かっています。
そのため、子育てやお金に対する不安感が強まり、それがどんどん過剰になっていくのです。
不安が強い時は1人で頑張るのではなく、医療機関を頼ってもいいのです。
何も恥ずかしいことではありません。
まずは、ホルモンのバランスを整えることが大切です。
ホルモンのバランスを整えるだけで、不安感も薄らぎますし、些細な事と割り切れる可能性もあります。
私は、産後イライラが止まらず、よくパパと喧嘩をしました。
「何が不安なんだ!」
と問われても、漠然と
「生活が不安・・・」
としか答えることができず、パパは
「自分が働いているのに不安ということは、自分を信用していないのか!」
と怒っていました。
今から思えば、パパの言い分はもっともだと感じます。
無職ではなく、家族のために頑張って仕事をしているのに、不安だと嘆く嫁に怒るのは当然です。
男のプライドを酷く傷つけたことだろうと反省しています。
2人目にもなると、見通しが立っているので、手抜きも増え(笑)ストレスも軽減できました。
まとめ
当時は自分が産後うつの状態とは考えもしなかったので、日にち薬で過ごしていましたが、もし今、強い不安感や虚脱感があるママがいるならば一度医療機関を頼るのも一つの手です。
子供にかかるお金の不安は、子供を持って始めて分かる事ですよね。
特に出産後はホルモンバランスが崩れて、心身ともに不安になりやすい時期。
でも、私達親もこれを乗り越えて私達を育ててくれました。
きっと私達もできますよ^^
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