豊洲市場には見学エリアと言う、一般人はここまでしか入らないで下さいと決められたエリアがあります。
築地市場と違い、食材の鮮度を保つためにもわざと閉鎖的にしているので、仲卸業者さんが魚をさばく姿を目の前で見る事はもう出来ません。
ではどこから見る事が出来るのか。
早速確認してきました!
青果の見学エリアのおすすめ時間帯や、水産見学エリアの観光おすすめを紹介♪
是非ご覧ください。
豊洲市場の見学エリア
豊洲市場の見学ルートは、一応決められています。
- 5街区(青果)
- 6街区(水産)
- 7街区(水産マグロのセリ)
の3ヵ所の一部のみ。
基本的に業者や関係者が出入りする1階には、一般人は出入り出来ません。
ではまず市場前駅から一番近い青果棟の5街区の見学エリアを紹介します。
▪5街区見学エリア
5街区は青果棟となります。
市場前駅からそのまま、歩いて見学エリアに入れるので、駅からは一番近いです。
この入り口を入ると、広いエリアになります。
では、実際に仲卸業者のお仕事を覗きに行きましょう。
この長い通路をずっと歩いていきます。
まず最初に見えるのが、こちらの現場。
2階から下を眺める感じです。
朝9時ぐらいの状況はこんな感じです。
市場は、朝方の方が忙しく9時にもなると比較的落ち着いています。
6時、7時、8時ぐらいはもっとターレーが走っていて、物も溢れています。
面白い事に、野菜の名前と色で区画分けされているようです。
しかし、いちごの通りがいちご屋さん、わさびの通りがワサビ屋さんという訳ではなく、お店の配置は野菜の名前や色とは全く無関係なのだそうです。
そこを統一すれば、観光客からすると見応えもあったような気もします。
では続きます。
12の野菜の通りがありました。
更に奥に進むと・・
こんなに広いスペースがありました。
ここは朝6時半から始まる野菜のセリが見れる場所です。
水産とのセリの違いなど、一度観察してみるのも楽しいかもしれません。
☆5街区青果棟混雑状況☆
私が写真撮影をした時間は、全く混雑していなかったのですが、恐らく観光スポットになるはずなので、年末までは混み合う事が予想されます。
但し、青果の一番の見どころの時間は朝6時~8時ぐらいまでです。
セリの時間が6時30分なので、その前後と見た方がいいでしょう。
朝9時にもなると青果はかなり落ち着いているので、少し寂しいかな?
実際に1階に降りてみました(特別に入れてもらいました)
築地市場とは打って変わって、清潔感に溢れています(笑)
とっても広いので、是非一般客の出入りもOKにしてもらいたいですね。
▪6街区見学エリア
6街区は上に物販エリア、隣には有名店が出店している飲食店エリアがある棟です。
その為、この街区の見学エリアは非常に混雑することが予想されます。
旬のお魚を紹介してくれています。
冬はぶりやひらめが美味しいですよね♪
実際に1階の状況はどうやって眺めるのかと言うと。
見づらくてすみません。
説明すると、ガラス張りになっていて見える範囲もこれだけ。
と~っても見づらいです(笑)
この屋根みたいなのが邪魔っ(ー_ー)!!
この見学エリアにはターレーが展示されていて、写真が撮れるようになっています。
新品が飾ってありました。
自由に乗って写真が撮れます。
プチターレー知識
ここでプチターレー情報です♪
えっと知り合いから聞いた話ですが、確か奥の黄色いターレーは、昔のガソリン車?でエンジンの音がすごーくうるさかったと言っていたような気がします(ごめんなさい、かなり前に聞いてうろ覚えです笑)
ただ現在では、音のうるさいターレーはほとんどなくて、静かになったそうです。
手前の青色のターレーは電気自動車だったっけかな(ガソリンかもしれません・・)
走る音が非常に静かで、走っているのに気づかず、ぶつかる人続出とも聞きました。
え?何故ぶつかるのかって?
それは築地市場の時、すれ違う道が狭すぎて、また観光客はキョロキョロしながら斜めに道を横切るので、しょっちゅうターレーと接触事故を起こし、頻繁に救急車も来てたんですって。
私もお魚を買いに築地市場に行った時、すっごく狭い道で向こうからターレーが来て、一応端に寄ったのに、ターレーに乗っている人に更に端に押されたという経験があります(笑)
「え? 何で?」
と思いましたが、基本的に市場ではターレーが優先で、人間は3番目ぐらいの優先順位です(笑)
あ、ちなみにターレーは「車」です。
運転免許証がないと運転出来ません。
では奥に進みましょう♪
このまま突き進むと、4階の物販エリアに繋がるエスカレーターに辿り着きます。
物販エリアに行きたい場合は、嫌でもこの見学エリアを通過しないといけないようです。
⇒豊洲市場の物販店舗「魚がし横丁」魚や野菜、乾物などはどこで買えるの?
この棟の4階が物販エリア、屋上が緑あふれる広場になっています。
屋上からは、レインボーブリッジを始め、東京の湾岸エリアを一望できるので、お時間ある方は是非一度足を運んで見て下さい。
朝だと、朝焼けが気持ちいいでしょう。
☆6街区水産棟混雑状況☆
6街区は絶対に混み合う事、間違いなしです。
何と言っても、飲食店舗と物販店舗が入っている棟なので、10月13日開場当時も朝10時の時点で激込みでした。
⇒豊洲市場の飲食店舗場内マップと営業時間・営業日 待ち時間が長いのはどのお店?
また、何故だか見学エリアを通らないと物販エリアにはいけない仕組みになっているので、通行人も含めると当面6街区の見学エリアは混雑するでしょう。
時間帯としては、朝早くからお昼近くまで混むかも。
但し、平日はどうかな~
既に豊洲市場は空いているらしいんですよ。
道も全く渋滞していないし、駅もガラガラ。
混むとしたら、朝9時~お昼頃かなと思っています。
但し、休み前の土曜日の混雑は避けられません。
飲食店街でランチして、お買い物エリアをブラブラするという外国人も増えるでしょうから、年末までは覚悟して時間に余裕を持ってくると良さそうです。
▪7街区見学エリア
7街区の見学エリアは、マグロのセリが主となります。
マグロのセリは2019年1月15日スタートです。
その為、まだ入る事ができません。
但し、飲食店エリアのすぐ横に少し見学できる部屋がありました。
多分、市場のマスコット君です。
へいらっしゃいという感じです。
これらの飲食店を抜けて、黄色いエリアに進むのですが、水産卸売り場棟方面に進むと見学エリアになりますが、10月13日の朝8時の段階では入れさせてもらえませんでした(当たり前か笑)
何故か、ここだけ警備が厳しくて、他の場所はスイスイ入れさせてもらえたのに、即効で止められました(笑)
(知り合いは入れたそうです笑 私は子供と行ったからかな~)
入り口も狭く、二人ぐらい警備員がいます。
ずるは出来なさそうです(;・∀・)
ちなみに豊洲市場のトイレ、めちゃくちゃ綺麗です。
ま、オープンして間もないから当たり前か(笑)
☆7街区水産棟混雑状況☆
こちらはマグロのセリが始まらないと何とも言えませんが、恐らくマグロのセリが始まると、
- 春休み
- 夏休み
- 冬休み
- ゴールデンウイーク
- お盆
- 年末年始
など、大型連休の時には家族連れや学校関係など、団体ツアーも入ってくるかと思われます。
その辺を上手く調節しながら、見学できるといいですね。
7街区はマグロのセリが始まると早朝でも混むかと思いますが、それ以外はそんなに早くからは混まないような気もしないでもないかな。
混雑する時間帯は、通常は朝9時ぐらいになるかと思いますよ~
⇒豊洲市場 混雑状況の予想。混む時間帯と曜日、道路や駐車場・電車は?
まとめ
豊洲市場は、一般人との境目を作る為に「見学エリア」というのも設けていますが、実はこれ一般人が自由に仲卸業者と接点が持てないようになっています。
※豊洲市場の物販店舗「魚がし横丁」魚や野菜、乾物などはどこで買えるの?で詳しく記載しています。
でもそれって、何か寂しいですよね(>_<)
いつか見学ツアーなどでもいいから、直接仲卸業者さんのお店に行ってお買い物が出来るツアーなどが開催されると楽しそう♪
そうなると、豊洲市場の見学がもっと見どころ満載になると思います。
ツアー会社さん、頑張って~( ̄▽ ̄)
⇒豊洲市場の見学は予約必要?ツアーや観光バスで効率よく回れるのか検証!
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