明治神宮へ参拝しに行き、お守りを購入したらどこに返納するかご存知ですか?
また郵送でのお札返納方法も気になりますよね。
お守りに期限はあるのでしょうか。
効果が出ない場合は持ち続けるのが正しいのでしょうか。
そんな疑問にお答えします。
明治神宮でお守りを返納する場所はどこ?
明治神宮では、お守りを返納する納札所を常に設けています。
但し、時期によっては返納場所が変わるようです。
私が明治神宮へ参拝しに行ったのは、8月中旬。
この時は、原宿駅南口を降りて神宮橋を渡ってすぐの南参道から鳥居をくぐり抜け、第2の大鳥居をくぐり、 本殿手前の鳥居をくぐる前の手水舎の隣にお札を収める納札所が設置 されていました。
原宿駅からスタートすると、3つめの鳥居の手前、手を洗う手水舎の隣にあります。
ここに古いお札やお守りを納めるだけで大丈夫です。
この手を洗う手水舎の横です。
ただ通常もこの位置に設置してあるかどうかは分かりません。
私が訪れたのが8月のお盆中だったのですが、明治神宮がある東京のお盆は基本7月。
ですが明治神宮と言えば、もはや東京だけの守り神ではありませんよね。
その為、全国共通の8月のお盆にも納札所を分けて分かりやすく設置してくれたのかな?
年末年始は、入り口鳥居横にも設置するとの事ですが、通常ですと
「本殿に入ってすぐの右手、絵馬を飾る御神木の奥」
に古神符納所が設置されているとの事。
この絵馬の奥にあるようですね。
私はそれを知らず、手水舎の所が通常の場所だと思ってしまいましたが、明治神宮を訪れた時に手を洗う場所の横に返納する場所がなかったら、絵馬の奥に行って下さいね。
また本殿入り口の横に設置されている場合は、
南参道と北参道の合流地点「第二の大鳥居」をくぐって進み、第三の鳥居の手前にありますので、西参道から本殿へ入ると納札所は見当たりません。
本殿へ入るには
- 南参道から
- 西参道から
- 北参道から
の3ヵ所。
返納する場所は 第二の大鳥居からの参道を歩いた手水舎の横、本殿入り口 ですので入り口を間違えると要注意。
また、明治神宮以外で購入したお札やお守り返納したいという場合、 どの神社で購入したお札でも明治神宮での返納が可能 です。
但し、このような言い伝えがあります。
お寺で手に入れたお守りやお札を神社に返納してはいけない
という事。
お寺と神社では、そもそも考え方が違います。
お寺はブッダでも有名な仏教を元に修行したお坊さんたちが、仏様を敬い仏法を伝えます。
菩薩様や不動明王を仏様として祀り
- 真言宗
- 日蓮宗
- 臨済宗
などの宗教がお寺さんと呼ばれます。
その一方で神社とは、神様の住む場所とされ、元々パワーのある場所、土地を神社として建設したのが発祥です。
日本で有名な伊勢神宮は正にその話の通りで、昔は一般人が伊勢神宮の場所に出入りする事は出来ませんでした。
⇒パワースポットとは何か。運気アップに期待すると具合が悪くなる本当の原因はこれです。
その為、神社とお寺ではそもそもお札やお守りを守ってくれる守護神が違うので、お札やお守りを返納する時は
- お寺で購入したらお寺に返納
- 神社で購入したら神社に返納
がお決まりとなっています。
この時、どこで購入したかまではこだわらなくて大丈夫です。
ちなみに、その土地にパワーがあるから神社が建った代表的な神社が
- 伊勢神宮
- 明治神宮
です。
返納する時期って大事?
これ迷いますよね。
お札やお守りを焼くお焚き上げと言われる行事は、1月15日と言われています。
年に1回だけなんですよ。
その為、初詣に訪れた際に返納する人が多いですが忘れてしまう場合もありますよね?
また効果が思いのほか早く出たので、お守りをお返ししたいという場合に、いつ神社に返納すればいいのか分かりづらいかと思います。
そんな時は、 いつでも返納しに行っても大丈夫 です。
知り合いのお寺さんでも、郵送で送られてきたお札等は仏壇の下に置いておいて1月15日にまとめてお焚き上げするという事でしたので問題ありません。
但し、喪中の場合は参拝だけでなく返納すらも避けた方がいいですよ。
その間、お札やお守りを維持している期間が1年を過ぎてしまっていても、全く問題ありません。
喪が明けてから、返納を行いましょう。
明治神宮へお守りを返納するのに郵送でも大丈夫?
大丈夫です。
明治神宮では、返納したいお札等を郵送でもお焚き上げをしてくれます。
その場合、明治神宮は各部署がありますので「社務所宛」に郵送すると分かりやすいかも。
〒151-8557
東京都渋谷区代々木神園町1-1
03-3379-5511
明治神宮 社務所宛
その時は、せめて一筆書いたメモ紙でも構わないので同封しましょう。
以前そちらで購入させて頂いたお札(お守り)ですが、遠方の為、中々返納しに行く時間がありません。
※明治神宮で購入していない場合は「このお札を納める時間が中々取れず」という言葉でも大丈夫です。
郵送で大変申し訳ないのですが、同封したお札(お守り)のお焚き上げをお願いしたく存じます。
(この文章は任意) 少しばかりの気持ちですが、お受け取り頂けると幸いです。
どうか宜しくお願い致します 〇〇」
という簡潔なメモで構わないので、一言入れておくと明治神宮の人も分かりやすく、また悪い気もしないと思います。
この「気持ち」ですが、はっきり言ってしまうと「お金」です。
知り合いのお寺さんに聞くと、遠方の人は毎年お札やお守りを郵送してくる時に、お札等と一緒に
- 一筆書いた物
- 少しばかりのお金
を同封して郵送してくる人が多いとおっしゃっていました。
一筆書いたものは、普通の便箋やレター用紙、メモ紙などです。
また少しばかりのお金の金額は、平均して3千円程だそうです。
※地方によるかも。
普通、自分の足でお札等を返納しに行くときは、そこにお金を払うというよりは本殿でお参りした時にお賽銭箱に入れるので、何となくそのまま返納している人も多いのではないでしょうか。
でもそれは、自分の足で時間とお金を使って返納しに行くという事でもありますし、返納でお金を取る神社は聞いた事もありません。
明治神宮でも一応納札所の前にお賽銭箱を設置しています。
これも気持ちですよね。
しかし、郵送となると返納場所へ返納してもらうという手間賃?という事になるのでしょうか。
お札等を郵送返納する人ほど、お金を入れている人が多いのだとか。
でもお寺さん側の意見からすると
「正直千円でもいいし、なくても構わない」
と言っていましたよ。
なので、その辺は気負わず郵送しても大丈夫かと思います。
但し、現金を同封する場合は「現金書留」にするべきです。
どこで郵便物が紛失するか分かりませんので、念には念を。
ちなみに、もし今自分が住んでいる地域で神社があるのなら、 わざわざ明治神宮に行かなくても近くの神社に返納しに行っても全く問題はありません。
その時の注意点は、明治神宮のお札、お守りをお寺に返納しに行かない事です。
返納するのは「神社」ですよ。
返納する期間については、いつでも大丈夫です。
但し郵送の場合、お焚き上げの1月15日ギリギリに郵送してしまうと、次の年のお焚き上げになってしまうかもしれませんので、1月に郵送するならせっかくなので早めに郵送した方がいいかもです。
お祓いについて質問したい場合は
神 楽 殿
03-3379-9281
こちらで聞いて下さいね。
明治神宮のお守り効果が出ない場合は返納すべきではない?
明治神宮で買った御守りで効果が出なかった場合、ありませんか?
- 就職できなかった
- 縁が結べなかった
- 受験に合格できなかった
- 何も変わらない
などなど、このような経験って実はお守りあるある。
この場合、お守りどうしますか?
効果がなかったからと言って、さっさと返納しますか?
それとも持ち続けますか?
まずそもそもお札やお守りの期限は1年と言われますよね。
1年という区切りは、年の区切りでもあります。
お札を購入してから 1年間頑張った結果を報告&感謝をしに行く意味も含めて、お礼参りをします。
前年のお札を返納し、新たにお札を購入してまた1年間頑張るのが常。
ではお守りに関してはどうでしょう。
実はお守りには有効期限というものがありません。
お守りは叶ったら返納した方がいいと言いますが、ずっと持っていたいお守りなら持ち続けても大丈夫との事。
では願いが叶わなかった時のお守りですが、まずはお守り云々ではなく自分を見つめ直して見て下さい。
お守りのせいにしてしまう人は、普段から何かあると人のせいにしていませんか?
今自分の身に起こっている悲劇や苦しみは、全て自分が招いたものです。
まずはその事を見つめ直していくと、今度は嫌な事が起こりにくくなるでしょう。
これ以上自体を悪くせず、今以上頑張ったらそれを後押ししてくれるというのがお守り効果と捉えて下さいね。
その上で効果を発揮してくれたお守りは、感謝の気持ちを込めて返納しましょう。
しかし、どれだけ頑張っても中々効果が出ないお守りは、持ち続けるのもいいですが一旦気持ちをリセットさせるという意味で、一度明治神宮(他の神社でもOk)に返納するのもありです。
そして今一度、本殿で今ある自分に感謝し、新たな気持ちをお伝えしてお守りを購入し直すという方法を取ってみましょう。
⇒明治神宮のお守りお値段一覧表。ご利益高い人気のお守りとその理由は?
但し、同じお守りを購入するのであれば前回とは違う気持ちで手にして下さいね。
邪心丸出しの心では、恐らく以前と同じくお守り効果はないでしょう。
ちなみに明治神宮では、通常のお守りが買える時間帯9:00~だけでなく、早朝でもお守りの販売を対応して下さっているので、こちらで確認して下さいね。
まとめ
いかがでしたか?
明治神宮でのお守り返納場所は、理解して頂けましたでしょうか。
郵送でも大丈夫ですので、どうしても参拝出来ない時は一筆添えて郵送しましょう。
明治神宮はお守りだけでなく、御朱印やパワースポットも見どころですので訪れる際には参考にして下さいね。
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