那須高原にある茶臼岳へ9月に登山してきました!
と言っても、山の9合目までは那須ロープウエイ、乗ってます(笑)
9合目から頂上まで、距離にして約1、6キロ。
これが意外に困難でした(>_<)
初心者でも登りやすい茶臼岳の頂上まで行くための
- 服装
- おススメ持ち物
を、実際に登山して分かった私が紹介しています。
また、茶臼山名物山羊チーズの魅力と、茶臼岳のもう一つの名物、ロープウエイについても掲載しています。
茶臼岳とは?
茶臼岳とは、栃木県那須町にある標高1,915mの山。
普通の山に比べて緑が少ないのは、茶臼岳は約3万年前から火山活動を開始した活火山だから。
火山により、何層も積み重なったのが、茶臼岳。
茶臼岳は、那須岳という
- 茶臼岳:標高1,915m
- 朝日岳:標高1,896m
- 三本槍岳:標高1,917m
- 南月山(みなみがつさん):標高1,776m
- 黒尾谷(くろおや)岳:標高1,589m
の5つの山の一つ。
茶臼岳の特徴は
- 噴火口に近い場所では、硫黄のニオイがする
- 山頂部には緑がほとんどない
- 山頂部が広い
茶臼岳の西側では、今現在も噴煙(ふんえん)が上がっているとのこと。
この噴煙に硫黄の成分が含まれています。
茶臼岳に咲く花は、栄養がなく乾燥している状態でも生きていける強い植物。
5月から6月に咲くのは
- ミネザクラ
- コケモモ
夏には
- ツツジ
- シャクナゲ
秋にはリンドウ。
秋の紅葉は絶景で、観光名所の一つともなっています。
茶臼岳の頂上に祀られている祠は、鹿の湯の近くにある那須神社の奥宮。
毎年5月に「開山祭」が行われます。
山のふもとには「殺生石」がある名所があり、そこでは山に連なる伝説も。
殺生石についての記事はこちら↓
冬は雪で覆われ、春から秋にかけてサクラを始め、紅葉までを楽しみつつ、頂上まで行くと、雲海を拝める茶臼岳。
小さな子供から年配まで登山しやすい茶臼岳は、那須高原の観光名所の一つです。
茶臼岳への登山体験談!
私は今まで2回茶臼岳へ登山したことがあります。
1回目は8月の子供たちの夏休み。
この時は、那須ロープウエイに乗りたくて茶臼岳へ登った訳ですが、ロープウエイ山頂駅を降りると、そのまま茶臼岳頂上までの道が繋がっていたので、せっかくなので登っちゃおうとなって登りました。
しかしながら、なんとその時の服装が
- Tシャツ
- 短パン
- ビーサン
という海向けの格好。
一番下の子供はクロックスでした。
とは言え、ロープウエイ山頂駅からみる茶臼岳は、最初は緩やかな感じだったので、まぁいけるだろうとトコトコ。
…辛いです(笑)
先ほど説明した中にもありましたが、茶臼岳は活火山。
山道、というよりは石の道なんです。
いや、石の道もあるけど見て下さい。
「砂の道」なんです。
とにかく滑る。
滑るので体は踏ん張ります。
これが疲れるっ!
何とか700メートルほどは登りましたが、体力的にも限界!
ということで1回目は途中で断念。
リベンジということで、2回目は
- スニーカー
- ジーパン
- 上着
を完全準備して登りました。
2回目は秋の9月です。
9月は、茶臼岳ではもう寒いです。
東京と10度近く違うのではないかと思えるほどです。
私は長そで2枚着たまま登山。
スニーカーと言えども、やっぱり滑る滑る。
また、途中から登る道の角度が急になり、石もどんどん増えるので石を乗り越えるのに膝が…(笑)
火山があった時、こんな大きな石が飛び出てきたのかと思うと怖いです。
そんな大きな石につかまりながら、何とか山を登るものの、辛くて何度も挫折しそうになりました。
そんな気持ちの弱い母を支えてくれたのが、小学生の息子。
「ここで諦めるの!?」
と何度も喝を入れられました(笑)
もうすぐ頂上、という残りの山道はもっと険しく、
「腰が… 膝が…」
と言いながら、ババアの私は何とか頂上まで辿り着きました。
茶臼岳は、初心者でも子供でも年配でも登りやすい山、とありますが、登山経験よりも体力がないと厳しいです(笑)
私は普段、全く運動をしていないので例外かもしれませんが。。。
でも、頂上に着いた時の達成感は最高です!!!
頂上には祠があります。
ここが那須神社の奥宮です。
家族で手を合わせて、頂上からの景色も存分に味わいました^^
頂上からの景色はもちろん、私自身登り切ったことに感動を覚え、とっても嬉しかったです!
ロープウエイ山頂駅から頂上まで、たったの1、6kmですが、急な山道もあるので、かなり長く感じました。
茶臼岳登山体験談を更に詳しく、こちらで紹介しています↓
茶臼岳で登山するときの服装・持ち物
- 長そで・長ズボン
- 防水タイプの上着
- 登山靴(運動靴)
- ストック
登山と言っても、ロープウエイ山頂駅から頂上までたったの1、6km。
「それぐらいだったら、服装なんでもいいよね」
と思いますよね。
何でもよくないです!!!
まず、夏の8月は半そで・半ズボンでもいいかもしれません。
気候的には半そででも全く問題ありませんでした。
でも、足は長ズボンをおススメします。
理由は、道にはたくさんの石があり、転んだりしたときにケガ防止の為です。
夏以外は、長そでを1枚持っておくといいです。
山の上は地上よりも気温がかなり低いです。
そして、羽織るもの。
私が登った日は曇りで、茶臼岳の上に行けば行くほど、急に天候が良くなったり、ガスが凄くて何も見えなくなったりしました。
↓何も見えない状態
ガスが凄い時は、細かい水滴のような感じが肌についている感じもしたので、ウインドブレーカー的な薄い防水の上着があるといいです。
冬よりの寒い季節は、更に防寒もついていると安心。
頂上に行けば行くほど寒いです。
10月・11月や春でもまだ寒い時期の3~5月ぐらいまでは、防寒があったほうが急な天候の崩れでも風邪をひきにくい。
靴は、裏がデコボコしたものがいいです。
初めて茶臼岳に登った時は、そもそも登る予定もなかったのでビーサンでしたが、正直全くおススメできません。
砂が多い山道で、靴の裏がツルツルだと滑ります。
とにかく滑りまくって、落ちないようにするのに余計な体力を使いました(笑)
なので、2回目茶臼岳へ登る時は「よしっ!スニーカーだっ!」と張り切って行きましたが、、、
スニーカーも違ってました(笑)
スニーカーって、裏ツルツルなんですよね。
このような、裏がデコボコしてないものは結局滑るんです。
なので、登山靴のような裏がデコボコしたものが、いっちばんおススメ。
↓こんな感じの靴です。
とにかく茶臼岳は滑る!!!
これだけ頭に入れておいて下さい(笑)
歩いていると暑くなるので、暖かい日はTシャツからスタートしてもいいかも。
あと、ステッキのような登山用ストックがあると尚良しです。
那須ロープウエイの山麓駅でも販売しています。
これ、本気で必需品です(笑)
更に詳しい服装や持ち物はこちらから↓
茶臼岳はロープウェイ使って下さい!(笑)
茶臼岳は山のふもとから登山することができます。
もちろん登山もありですが、そもそも那須高原に観光で行く人にとっては、そこまではちょっと…
と言う人もいますよね。
個人的には、那須ロープウエイに乗って、茶臼岳の9合目までグイッと進んでしまったほうが那須高原の旅行を存分に楽しめると思います。
9合目から頂上までも充分体力を使います。
次の日には筋肉痛になる可能性も高いので、無理しないのが旅の鉄則。
また、登山から見える景色と、ロープウエイから見る景色も違います。
ロープウエイは山の上を通過するので、山の色彩や景色を満喫できます。
ちなみに、ロープウエイの料金を少しお安く手に入れたい場合は、こちらの記事で割引情報載せています↓
ロープウエイそのものも、乗っていて楽しいです!
茶臼岳で登山をしたら山羊チーズを食す!
茶臼岳のふもとには、綺麗な水と空気、そして牧場があります。
その牧場の中でも「今牧場」という、山羊のミルクを使った【茶臼岳チーズ】を販売しているお店があります。
その茶臼岳チーズが、数々のテレビ番組に出場するほど話題のチーズ。
見た目は茶臼岳をイメージした楕円形。
※公式サイトより引用
このチーズが絶品!とツイッターやインスタでも話題沸騰中!
口コミはこちら!
茶臼岳に登ったら、是非茶臼岳チーズを頂き、山に感謝して帰りましょう^^
購入場所なども、上記の記事に記載してあります。
那須高原旅行記1泊2日で訪れたおすすめ8選!
まとめ
茶臼岳って、体力もなく太っている私でも登れる有難い山。
でも、茶臼岳が限界かな(笑)
なので、茶臼岳だったら何回でも登りたい。
壮大な景色と空気、そして達成感。
これが私を癒してくれます。
朝早く行くと、朝日を見るときに雲海が広がる見たこともない景色を拝めると評判です!
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