東京紅葉名所NO1は高尾山。
高尾山は東京で何故有名なのかというと、都心から程近く、パワースポット、ご利益を授かれる場所が、山の中に数か所ある事。
また、標高600mの登山が気軽に出来て、自然を感じる事の出来る山として、東京では人気一番の山が、高尾山。
高尾山の歴史
高尾山にある薬王院というお寺は、奈良時代に開山された古いお寺。
仏教を深く信仰し、国の平安を守る事を使命としていた聖武天皇が、薬師寺の僧侶行基(ぎょうき)に、薬王院を作らせました。
その為、高尾山の薬王寺は信仰の場としても、多くの参拝者が訪れるようになり、ご利益と大自然が創り出すパワースポットの宝庫となったのです。
高尾山天狗伝説
高尾山には、天狗が住んでいるとも言われています。
天狗伝説は、弥生時代邪馬台国の女王卑弥呼の忠実な部下である、『猿田彦』がモデルとなっています。
卑弥呼が岩の中に閉じ困ってしまい、世の中に日がささなくなり暗闇のままになってしまった話では、部下である猿田彦が、岩を押しどけて、卑弥呼を表に出した事で、「天地を照らす神」や「太陽神」と称えられました。
猿田彦は、体が大きく鼻も赤く膨れていたそうで、その異様な風貌から【赤鼻の天狗】と言われるようになったそうです
その後、天狗は「神」や「妖怪」と言われ、伝説上の生き物となり、猿田彦自身も夫婦仲が良かったことから、夫婦神としても祀られるようになったそうです。
高尾駅のホームに置かれている天狗の石造は、高尾駅の名物。
高尾山の天狗伝説は、
・昔高尾山で修行していた山伏と言う修行僧達が、苦行に苦行を重ね、やがて超能力的な力を得て聖者となり、神として祀られ天狗と呼ばれるようになった説。
・厳しい修行を極め、呪力・霊力を得た者が、里で病で苦しんでいる者に、祈祷したり薬を作ってくれたりする存在だった為に、神のような存在だったことから、天狗と呼ばれるようになった説。
・天狗に翼があるのは、勇猛精進し山中を自在に駆け回る修行僧の姿が天狗に見えた為に、翼がついた説。
その反対に、
・人を魔道に導く魔物
とも言われたそうです。
高尾山パワー
高尾山は富士山から「火」の力をもらっているそうで、富士山のパワーが高尾山にも宿っているので、パワースポットと言われるようです。
高尾山の魅力
高尾山のもう一つの魅力は、ただ登山してお参りするだけでなく、自然と触れ合える所。
タヌキやリスなどの動物にも会えるかもしれませんし、植物は何と1600種類もあります。
4月には、千本桜、11月には、紅葉の名所として有名です。
夏には、ケーブルカーを降りてすぐの標高500mでビアガーデンも開催されます。
都心から横浜まで一望でき、夜には1000万ドルの夜景が見れます!
夏の暑い中、汗をかいた後にビールを1杯なんて最高ですね♪
高尾山は、東京から電車で約2時間20分、車で約1時間(高速使用)
紅葉の時期は、11月中旬~下旬です(その年の気候にもよります)
紅葉でおススメ人気第一位が高尾山なのは、納得です!
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