格安SIMを調べると、必ず「MVNO」という言葉が出てきますよね。
MVNOの意味って何?
という方もいるかと思いますので、今回はmvnoについての意味やメリットデメリット、また選ぶ時のポイントをお伝えしつつ、総務省が発表したインターネット利用人口についても言及していきます。
家計を見直す働く主婦の為に、安心して乗り換えられる格安simはどこ?
mvnoとは?
MVNOは、 Mobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者) の略で、
無線通信回線設備を開設・運用せずに、自社ブランドで携帯電話サービスを行う事業者の事。
まとめると、
通信回線は持っていないけど、 大手からお金を払って回線を借り、独自でサービス内容を考えて、安くデータ通信を提供する通信代理店 のようなイメージです。
2018年現在で、自社で通信回線を持っているのは
- docomo
- au
- ソフトバンク
この大手通信会社3社のみ。
この大手通信会社3社を「MNO」と呼びます。
MNOはMobile Network Operatorの略で、 移動体通信事業者。
通信回線を保持している正規の通信会社という意味です。
この大手3社を「キャリア」とも言い、キャリアメールと呼ばれるのは、ドコモやソフトバンクの独自のメールがそれに当たります。
楽天が現在基地局を建設中で、2019年10月には完全に大手通信会社に仲間入りする予定ですが、今のところは、まだ通信回線を持っていません。
mvnoのデメリット・メリット
mvnoメリット
- 月々の携帯料金が激安
- 2年縛りがない
- ネット契約OK
mvnoの特徴の一つが携帯料金が安い事。
今までは、通信会社が通信回線を独占販売をしていたため、通信料金が高くても、どうしようもありませんでした。
しかし総務省も後押ししたmvnoのおかげで、通信料金が格安になり、またmvnoが増えたおかげで価格競争も始まっているので、どんどん料金が安くなっています。
ドコモやソフトバンクから回線を借りたからと言って同じ携帯料金にした所で、大手3社に勝てる訳ありませんよね。
最近では、テレビのコマーシャルのおかげで格安SIMの知名度も上がり、更にmvno独自のサービスプランや使いやすさも向上した為、大手からmvnoに乗り換える人も急増しているのが現状です。
2. 大手通信会社のデメリットでもあった2年縛り。
更新月でない時に解約しようとすると、違約金約1万円も発生する為、中々解約する事が出来ずにいました。
mvnoでは2年縛りがないので、気に入らなかったり、他に安いプランがあると、いつでも解約できるのは非常に有難いですね。
但し、mvnoの中でも解約金が発生する会社もあります。
楽天モバイルは期間によっては「契約解除料」というものが発生するのでご注意を。
他のmvnoも違約金が発生する所とない所があるので要注意。
大手MNOとの違いは
縛りはないけど、すぐに解約するとかルール違反でしょ。だったら解約金払ってね
という事ですね。
3. MVNOはネットから契約可能
他社から乗り換える時にMNP番号というものを取得しますが、その番号を手に入れた後に、乗り換えたいmvnoにネット申し込みすると、すぐに手続きができてしまいます。
※時間帯にもよります。
乗り換えにしても新規にしても、今までは店頭申し込みが主流でしたが、店頭はとにかく時間がかかるっ(; ・`д・´)
いちいち店舗に行って、何時間も待たされる必要もないので助かりますよね。
※MVNOによっては、数日かかる所もあるので事前に調べて下さいね。
mvnoのデメリット
- サービスが悪い
- 通話料金が高い
- 使える機能が少ない
ドコモやソフトバンクの毎月に携帯料金が高いのは、サービス料金も含まれています。
ドコモのコールセンターに電話した事がある人は、ご存知かと思いますが、対応が素晴らしい。
正に神対応です。
携帯料金が安いのに、それを求めるなら大手で契約すべきです。
2. 通話料金が高いと言われてきましたが、近年IPO電話を使用する事で解決しました。
IPO電話とはインターネット回線を使用した電話の事。
いわゆるライン電話と同じ感覚です。
また、かけ放題プランができた事で、どこのMVNOでも通話料金をかけ放題プランを打ち出してきたので、以前よりは通話料金は緩和され安くなっています。
3. 使える機能が少ないのはキャリアメールなどは使えないというだけであって、ラインやネットは使えます。
近年、初めて携帯を持ったという人以外、ほとんどの人が大手携帯会社からMVNOに乗り換えています。
その場合、今まで使っていたドコモメールは使えませんので、全て変更しなければなりませんが、そういう手続きって物凄く面倒ですよね。
できれば、そのままのメールアドレスを使っていきたいと思うかもしれませんが、それは不可能です。
そこは諦めるしか方法はありません。
MVNOのデメリットは、プランによって解消できるので、一度相談するといいかも。
mvno契約数を総務省が発表!
総務省が発表した「インターネット利用人口」では
1997年の1,150万人より
2000年には4,700万人に増え、
2010年は9,500万人。
2016年には1億人を超えています。
2016年の日本の人口が1、27億人。
携帯普及率は8割を超え、スマホを自由に触らせてもらえない子供以外は、ほぼ利用しているという結果が出ています。
その中でも、MVNOに乗り換えた人は、 2017年12月のデータでは約1,700万人。
- NTTドコモ回線を使用したMVNOの比率は、約12%。
- KDDIグループは約10%
- ソフトバンクは約9%
になるようです。
まだまだ認知度も低く数字的には少ないですが、
格安simは発売された当時、通信環境が悪く、ユーザーからの不満も多かったのが
2017年頃から、料金プランの見直しや格安スマホの向上、通話環境の改善など、まだまだ期待できる余地がたくさんあります。
また将来、通話料金が今より更に高くなるとも言われていますので、家族の多い人は、今一度携帯料金を見直しておくといいかもしれません。
ちなみに2018年3月発表の携帯電話やPHSの契約総合計件数(大手含む)は1億7,098万人。
あれ?日本の人口超えてますよね?(笑)
働く主婦が選ぶmvno人気ランキング!契約数が一番多いのは?
- 1位:楽天モバイル(ドコモ回線)
- 2位:UQモバイル(au回線)
- 3位:mineo(au・ドコモ回線)
※このランキングは、働く主婦いわゆる電話をこまめにかける主婦を対象としたランキングです。
※無料通話プランがついて、インターネットもサクサク見れて、何かあった時はすぐに店舗に相談に行けるMVNOランキングになっています。
1位:楽天モバイルが1位の理由は、楽天モバイルにはプランによって「5分電話かけ放題」がついているのと楽天ポイントが大量につくという点
楽天ポイント還元率が高い事から
- ネットでよく買い物をする
- 5分以内の電話を毎日する
という人には、断然楽天モバイルがおすすめです。
また格安SIMの中で店舗数が多いのも特徴。
携帯の調子が悪い時はすぐに見てもらえます。
楽天モバイルには既に約150万人ものユーザーが存在します。
また楽天モバイルは、今でこそMVNOで大手から通信回線を借りていますが、2019年の秋には自社の基地から通信回線を引っ張る事が出来るので、大手MNOに入ります。
MNOになると、何が良くなるのかというと、 断然通信速度が速くなり安定 します。
楽天モバイルがMNOになると、代理店から本店へと昇格し、独自で料金を設定する事が
でき、通信速度も安定させる事が出来ます。
楽天がMNOになったとしても、今の価格のままいくのなら確実に楽天モバイルに乗り換える人が増えるでしょう。
2位:UQモバイルと言えば深田恭子。
美人三姉妹に藤原紀香が加わった時は、美人三姉妹が食われるっ( ゚Д゚)と心配したものです。
UQモバイルは格安SIMの中でも、比較的通信速度が安定しており、無料通話ができるプランもしっかりあるので、こちらも電話をよくする働く主婦にはおすすめ。
公式サイトから格安SIMを申し込むと初期費用が無料です。
またキャッシュバックが現金での振込という非常に有難いキャンペーンも開催中。
(利用期間の指定アリ)
店舗もあるので、何かあった時はすぐに相談にいけます。
店舗で相談するのと、コールセンターに電話のみで相談するのとでは大分違いますよね。
3位: mineoは関西電力系列の電気通信事業者のケイ・オプティコムがMVNOとして提供している会社。
何とこのマイネオは、関西エリアではNTTを抜かすほど固定電話回線を占めているほど、関西では有名な通信会社なのだそうです。
マイネオの特徴としては、楽天モバイルがドコモ回線、UQモバイルが回線なのに対して、ドコモ回線かau回線か選べるという所。
通信速度は楽天モバイルよりもマイネオの方がいいとの噂です。
そして何より毎月の携帯料金価格がダントツ安い!
ネット上でもかなり評判が良いようで、子供の人数が多い家族には本当におススメ。
まとめ
格安simのおすすめランキングはあくまで目安にして下さいね♪
電話はほとんどしない場合はパケット料金が細かく分かれているプランを重視した方がいいですし、
家にWiFiがあって、職場でもWiFiがあるのでインターネット回線は必要ないという場合は一番安いマイネオがいいですし、家族の人数、使う頻度で参考にして頂ければ幸いです(*^-^*)
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