アザーコンプレックスとは?原因と症状を自分の経験から診断!SNS呪縛から逃れよう

人間関係

アザーコンプレックスって知っていますか?

他人の目が異常に気になるコンプレックスです。

ひどくなると、人間関係崩壊・生活破綻にまで発展し、カウンセリングを受けた方がいいかも?

 

何故アザーコンプレックスが生まれたのか、

私自身がアザコンだった経験も踏まえ、原因は何なのか追求してみたいと思います。

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アザーコンプレックス とは?

自分の意志よりも人の目を異常に気にする人の事。

アザーコンプレックスの

  • アザーは他人
  • コンプレックスは劣等感

なので、他人に対しての劣等感が強いという意味です。

 

この劣等感から

  • 見栄を張る
  • 嘘をつく

ようになり、インターネットが普及した現代ではSNSに嘘の自分を表現する人が増えているのだそうです。

 

また、他人からの評価を気にしすぎて、自分が生活できるレベルを遥かに超えたセレブな生活を目指し、借金を抱えてしまう場合も。

アザコンがひどくなると

  • 周りから嫌われていないか不安
  • 悪口をいわれていないか不安
  • 「いいね」がもらえないと不安
  • SNSはすぐにチェックして返信しないと不安
  • マスクをつけたり帽子を被るなどして自分を隠さないと不安

など、他人の目が気になりすぎて、一種の恐怖症のようになってしまう場合も。

 

そうは言っても。

今の世の中、特に日本では、人の目が全く気にならないという状況に持って行くには無人島にお引越しでもしないと無理です。

ではどうやって解決するのかは、まずは原因を探ってみましょう。

 

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アザーコンプレックスの原因は?

そもそもアザーコンプレックスは、何が原因でなるのでしょうか。

これは、子供の頃の育てられ方がそもそもの原因なのではないかと言われています。

 

アザーコンプレックス(以下アザコン)になる人の多くは

滅多に褒められずに育ってきた

人がなる可能性が高く、結果を出さないと人から褒めてもらえない為、他人への劣等感が高まってしまったと考えれています。

 

また、負けず嫌いの子も一歩間違うとアザコンにいく可能性も。

ある男の子が、サッカーで怪我をしてしまい整骨院に通っていました。

整骨院の先生に

「俺はどうしても〇〇に勝ちたいんだ! だから先生早く治してよ!」

と言っていました。

 

もちろんスポーツをするにあたり負けず嫌いの性格の子は伸びます。

しかし、それが少しずれてしまうとひがみに変わり、完全な劣等感へと気持ちが傾いてしまいます。

 

「俺はサッカーが大好きなんだ! 先生早く治してよ!」

という子の方が、最終的には伸びます。

 

こういう子供の親に多いのが

  • 過度な過干渉
  • 体裁ばかり気にする
  • 他人の悪口ばかり言う

タイプで純粋な子供は「完璧」を求め育っていきます。

 

この完璧主義というのが、少々ネックかと。

 

完璧を求める=出来ていない自分を責める

事に繋がり、完璧にできていないと

  • 他人からどう思われるのか
  • 親からどう思われるのか

などを気にするので、自分を偽り、さも成功しているかのように偽装します。

 

またこういう人に限って、他人にも完璧を求めるので、他人が失敗したり、恰好悪いとイライラして怒ります。

これは私の経験から結論を出した答えなのですが、アザコンになるもう一つの原因として

育てられた環境が愛情不足

というのも原因があるように思います。

 

もちろん親が子供を嫌いだった訳ではなく、愛情をどのように注げばいいのか分からなかったのではないでしょうか。

 

愛情たっぷりで育った子供は、その子自身を肯定してもらえているので、他人にどう思われているかなど気にせず、自分の夢に向かって自分の足で歩いていけます。

また仮に何かでつまづいたとしても、家族が支えてくれているという強い安心感がある為、つまづきが劣等感に変わる事は少ないのかと。

 

私の場合は、家族が仲が悪いという訳ではなく、家族の関係が希薄だったという事です。

もちろん父も母も一生懸命私を育ててくれましたし、たくさん支えてもらってきました。

 

しかし

  • 家族で何かする
  • 家族で団らんをする
  • 家族会議を開く
  • 家族で一緒にスポーツをする

など、家族といると安心するという感覚が全くないのです。

 

また母は人の悪口をしょっちゅういう人でしたので、

「私はそういう風になってはいけない」

という先入観が強く、また、失敗してはいけないという思いも強くありました。

しかし私には、得意な事も好きな事も特別なかったので、他人に対しての劣等感が大きくなり、小学生の頃には既にひねくれていたように感じます。

 

私は仲の良い他人の家庭を非常に羨ましく思い、育ちました。

そういう満たされない気持ちの中、他人をひがむ気持ちで大人になるとやはり見栄を張りたくなります。

 

私は幸せなんだーとか、優雅な暮らしを送っているんだーとか

今考えればどうでもいい事に神経を使っていた時もありましたので、子供の頃の家庭環境もアザーコンプレックスの原因に関係があるのではないかと思っています。

 

また大人になってからでも

  • 生きている意味が分からない
  • 仕事で結果が出せない

という人も、ストレスを過剰に抱え、自律神経のバランスが崩れアザコンになってしまう人もいるようです。

 

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アザーコンプレックスの症状は?

子供の時点でアザコン症状が出ている子は

  • 大人の顔色を伺う
  • 悪い事をしたら怒られたくないので意地でも隠す
  • 嘘を自慢する
  • 皆の輪に入っていけない
  • 新しい事にチャレンジするのを異常に怯える

という症状があるようです。

 

ただ子供の場合は、いくらでも修正が効きますし、上記のような子供はたくさんいます。

一概にアザコンとも言えない場合もあるので、子供と一緒に話し合いながら、その子自身の本当にやりたいことを褒めて伸ばしてあげると改善できると思います。

 

大人の場合は

  • 他人よりもいい物を持っていたい
  • 他人よりも高価な物を持っていたい
  • 他人に羨ましがられる存在になりたい

SNS上での優雅な暮らしや、友達がたくさんいるので私凄いでしょアピールを他人に見せないと、不安になるようです。

 

また、周りの友人がブランドものばかり持っているからと、自分も無理して購入する人も。

 

あの有名なおねえのゲンキングさんは、インスタにアップする為に数千万円の借金をしてまで、セレブに見せていたとテレビで告白していました。

今は自社ビルを持つほどの起業家になりましたが。

 

またアザコンがひどくなると、ストレスから頭痛や不眠症状まで起きるようなので要注意。

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アザーコンプレックスから抜け出す為の方法とは?

① アザコンを逆手にとる

アザコンは

他人から褒めてもらいたいから無理してでもセレブになる

という、普通に考えて不可能な事を可能にしていますよね?
(もちろん借金は残るわけですが)

 

それって

何か自分のやりたいことを見つけた時に、それに没頭すれば突き進むパワーは誰にも負けず、夢かなう可能性が高いという事に繋がりませんか?(強引?笑)

 

でも、私はそう思います。

 

やりがいのある仕事に着くことができれば

人よりも結果を出したい

と思えるでしょうし、取りたい資格があれば

絶対に合格したい

という思いが沸き上がってくるはず。

 

私は上記で負けず嫌いの子供も一歩間違うとアザコンになる可能性がありますよと、お伝えしましたが

この負けず嫌いの性格をプラスに持って行けば、仕事にも勉強にも繋がるんです!

趣味や興味のあるものでも大丈夫です。

とにかく没頭する物を探す。

探すのは容易ではないかもしれませんが、辿り着いた時にひたすら突き進めばきっと夢かなうのではないでしょうか。

 

② 環境を変える

周りはアザコンだらけで自分もSNSにアップしないと、仲間外れにされて居心地悪いのでどうしようもないという人は、思い切ってグループから抜けましょう。

これはすっごく勇気のいる行為ですが、周りの友人が同じだとこのままアザコン街道を突っ走る事になります。

例え一人になったとしても、まず今の環境から抜け出し、次のステージに進めば必ずあなたに合う友人ができます。

 

その時には精神的にも落ち着いていられるでしょうから、アザコンを脱出する事ができます。

※私はこれでアザコンから脱出しました。

 

③ カウンセリングを受けて見る

自分の力ではどうしようもないけど、このままではよくないので何とかアザコンから卒業したいという人は、一度カウンセリングを受けるのもありです。

 

カウンセリングというと、自分が精神病なのかと思ってしまいますが、そうではありません。

実は会社を経営しているような、経済的にも社会的にも立場が高い人ほど様々なカウンセリングやセミナーを受け、自分自身を冷静に保ち、常に向上しています。

 

保険が効かないのでお金はかかってしまいますが、自分を変えたい人は検討してみるのもありです。

「アザーコンプレックス カウンセリング」と検索すると出てきますよ♪

 

SNSの見栄の張り合いはもう卒業!

アザコンから卒業できれば、もうSNSで見栄を張り合いたいなんて思いません。

だって他人なんてどうでもいいのですから。

 

まとめ

私が見栄を張っていた時代は、そもそもスマホすらなかったので日本全国に自慢できる場所がありませんでした。

今は誰でもが閲覧できるSNSという格好の自慢できる場所がネックになっているような気も。

 

やはりSNSが主流の現代だからこそ、このような症状も出てくるのではないでしょうか。

スマホは上手く使いこなしていきましょう♪

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