関東でも有名な明治神宮。
初詣の参拝客は毎年300万人を超える人数とも言われていますが、そもそも初詣の作法をご存知でしょうか。
明治神宮は東京都内でも交通が便利で、ご利益が高いと評判だから自分も行けばお願い事が叶うのではないか。
な~んて安易な気持ちで初詣に行っていませんか?
そんな軽い気持ちでは、今年1年良い一年になるかどうか。
それよりも神社の作法をきちんと覚えて、新しい1年を素敵な1年にしませんか?
明治神宮に初詣に行った時の神社作法をお伝えします!
明治神宮初の作法とは!?
明治神宮は3つの入り口から本殿へ入る事が出来るのですが、どの参道から入るとしても、各入り口に大きな鳥居があります。
これは、明治神宮に限らずどの神社にもある鳥居なのですが、鳥居自体が神聖な場所にありますので、必ず鳥居の前で一礼をします。
この鳥居ですが、人間の住居で例えると「玄関」です。
普通、人様の家にお邪魔する時は必ず挨拶をして、入りますよね。
そんな感覚にプラス神様の家にお邪魔するのできちんとお辞儀して入ると、神様も快く迎え入れてくれますよね。
礼は深々とゆっくりするといいでしょう。
但し!
初詣の三が日、特にカウントダウンなどは人が多すぎて礼すら出来ないかも!
そんな時は軽くだけでもいいので、頭を下げましょう。
また心の中で
「失礼しますっ!」
とだけでも伝えましょう。
次に、明治神宮の参道を歩いていくと(結構歩きます)いくつか鳥居があるので、そこでも全て一礼して入りましょう。
これも中に進むにつれ、更に混んでいる可能性大なので軽くだけでも礼をするか、心の中で唱えて下さいね!
本殿に近づいてくると、手水舎があります。
① 柄杓(ひしゃく)に水を入れて、左手にかける
② そのままの水で右手にかける
③ 残ったお水を左手に少し入れて、口を軽く注ぐ
※柄杓に直接口はつけないようにしましょう!
④ もう一度左手に水をかける
⑤ 柄杓を縦にして残った水を、柄杓の持ち手の所にかける(自分が持っていた部分を洗うイメージ)
という順で、身を清めます。
ここで注意点!
初詣の三が日とカウントダウンの時は、かなり混雑しているので手水舎に近寄る事すら出来ないかもしれません。
手水舎のある場所は道の左側です。
なので、なるべく左側の参道を歩いていくと、身を清める事が出来るかも!
これは
- 南参道
- 西参道
- 北参道
全て左側でした(チェック済み)
人混みで押されてそれどころではないかもしれませんが、もし可能なら最初から左側を歩いて進んで下さいね!
そして、身を清めた後、参拝します。
本殿に着いたら
① お賽銭箱にお賽銭を入れる
※混んでいるからと言ってお賽銭を投げてしまうと、誰かに当たったり、お賽銭箱に入らなかったりするので、近くに行ってからそっと入れましょう。
② 2回鐘を鳴らす
③ 二礼二拍手一礼
初詣は人がごった返しているので、二拍手の後にお願いごとなどを長い時間唱えていると、後ろの人に迷惑かも?と思うかもしれませんが、せっかく明治神宮に行ったので、しっかりと
- 日頃の感謝
- 1年の目標
などを伝えて下さいね!
ちなみに明治神宮のお賽銭箱は超巨大です。
横に長~く大きく作られているので、本殿の真ん中じゃないとお賽銭を入れられないっ!という心配はご無用です(笑)
なので、本殿に並ぶ時には真ん中に並ばなくても大丈夫です。
以上が一般的なお参りの作法です。
とは言え、明治神宮の初詣の参拝客の人数は桁外れに人で溢れかえります。
その為、作法という作法が出来ない可能性もありますが、それでも神社にお参りという事で慎み深い気持ちで参拝し、出来る限りの作法で望めるといいですね。
最低でも、本殿でのお参りは
二礼二拍手一礼
と覚えておくとGOOD。
ちなみに明治神宮は「神社」ですので、二礼二拍手一礼ですが「お寺」に参拝する場合は
① お賽銭箱にお賽銭を入れて
② 一度礼をして
③ 手を一度だけ叩いてお願い事
④ 最後に御礼
でいいと、昔お寺の住職さんに聞きました。
お願い事をする前に
- 1回叩くのか
- 2回叩くのか
の違いだけで、後はほとんど同じですね(笑)
➡明治神宮初詣の混雑状況 元旦・2日・3日・4日・5日の待ち時間は?いつまでに参拝すればいい?
まとめ
明治神宮の初詣の三が日は、小さい子供がいる場合は、夕方にするなど時間をずらしたほうがいいですよ~。
人が多すぎてちょっと可哀そうかも。
ずっと抱っこと言っても入り口の鳥居から本殿まで結構な距離がありますからね(;・∀・)
➡明治神宮で参拝にかかる所要時間や待ち時間と参拝おすすめ時間
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