うちの息子は年中ぐらいからじんましんが出るようになり、ついに小学1年生の頃には全身にミミズ腫れが出てきました。
じんましんが発症した身体の場所は
- お尻
- 太もも
- ふくらはぎ
- 手のひら
- 腕
- お腹
- 背中
- 首
- 胸
などほぼ全身です。
1週間ぐらい様子を見ましたが、一向に治らない上に
身体をかきむしりすぎて、身体中傷だらけのかさぶたまで出来る始末。
なので、とうとう皮膚科へ。
症状を伝えるとやはり「じんましん」でした。
原因を先生に尋ねると、まさかの「お風呂」が原因でした。
その原因とは?
またお風呂以外での原因や改善するべき行動をお伝えします。
子供に気を付けてあげられることは、こんな事です。
蕁麻疹が子供に出たら、それはお風呂が原因です
初めてじんましんが子供に出たのは、子供が5歳ぐらいの頃、年中の時です。
夕食に生タコを食べて、数分後には口の周りにぶわぁーっとブツブツのような赤いミミズ腫れのようなものがいきなり出てきました。
じんましんが出たのはそれが初めてだったので
「あれ?」
という感じで、まさかうちの子がじんましん体質だとも思えず様子を見ていると、1時間後ぐらいには消えていたので
大した事ではないのかと、その時は放っておきました。
月日が経ち、家でたこ焼きパーティーをしようとタコを用意していると、気付けば息子はタコを勝手につまみ食いしていました(笑)
よっぽどお腹が空いていたのか、タコが普通に美味しかったのか(笑)
その数時間後には、またもやあのミミズ腫れのようなものが口周りにぶわぁーっと出てきました。
やっぱり、うちの子は「タコ」がダメなんだ!
と認識したものの、またもや数時間後には消えていたので、とりあえずタコは食べさせないでおこうとその場は終わりました。
そして約2年後の年末。
小学1年生になった息子は、おでんの卵を食べて久しぶりにあのミミズ腫れを発症したのです。
あぁ卵もダメなのか・・・と思っていたら
よくよく考えれば、卵ご飯や卵うどんはしょっちゅう食べている事に気付きました。
また納豆にも生卵を入れたものをよく食べています。
その時は何も出なかったのに、何故?
不思議に思いましたが、とりあえず卵もやめようと控えても、年末に発症してから約2週間、毎日お風呂上りにあのミミズ腫れを発症するようになったのです。
もしかして肌が乾燥しているから、痒くなるのかも?と思い、私の化粧水を全身に塗ってあげたりもしましたが一向に治りません。
※肌の乾燥もじんましんの原因になります→下記詳細
そういえばお風呂の湯沸かし器も全然掃除していないから、そこの中に入っている雑菌が原因なのかも?と大掃除並みにお風呂掃除もしました。
しかし、それも違いました。
さすがに毎日ミミズ腫れが出るので、皮膚科へ診察に行きました。
すると、何とお風呂につかるのが原因だと言われたのです!
理由は
冬の寒い、身体の冷え切った状態で熱いお風呂に入ると
急激な温度変化で肌へ刺激が強くなりじんましんが出るのだそうです。
「お風呂の温度は熱くても40℃にして下さいね」
と先生に言われましたが、うちは普通に40度。
なので、1度下げて39度設定にする事にしました
※ちょうど1度下げた日に雪が降りました 涙
熱いお湯を避ける以外にも
- 長くお湯につかる
- 硫黄の入った入浴剤の使用
もじんましんの原因に。
また
- 石鹸の使い過ぎ
- ゴシゴシ洗いすぎ
- ナイロンタオルの使用
- たわし・へちま・軽石など肌を傷つけるものの使用
もじんましんの出る原因になるので要注意。
特に冬の寒すぎる季節はお風呂は要注意ですね。
看護婦さん曰く、シャワーだけの方がいいとは言っていましたが、冬にシャワーだけは辛いっ(/ω\)
お風呂につかりたい場合は、ぬるめを心がけるとじんましんの発症を防げる可能性があるみたい。
とは言え、お風呂だけがじんましんの原因でもないのも事実。
他にある事と言えば・・・
蕁麻疹が子供にかゆみを与えるのは乾燥も原因?
先程、肌の乾燥もじんましんの原因になると言いましたが、何故肌の乾燥がじんましんの原因になるのでしょうか。
それは
皮膚の表面が乾燥すると、肌表面がひび割れを起こします。
ひび割れを起こすと、肌が皮膚内を守り切れなくなるので刺激を受けやすい状態になるのだそうです。
これを皮脂欠乏性皮膚炎と言います。
皮脂欠乏性皮膚炎とは
皮膚表面の皮脂(油分)が減少すると、水分が蒸発しやすくなり、乾燥した皮膚の表面がひび割れし、強いかゆみをともなう症状の事。
皮脂欠乏性皮膚炎が発症しやすい時期は
9月~2月
の空気が乾燥している時期が最も発症しやすいのだとか。
この皮脂欠乏性皮膚炎になる原因と言うのが
- 乾燥
- 熱いお風呂
- 石鹸の使い過ぎ
- 皮脂の減少
となります。
先程の「お風呂」も関係してくるのですね。
皮脂欠乏性皮膚炎を改善するには
- 保湿剤
- 内服薬
- ステロイド外用剤
となります。
軽い乾燥体質だと、ママの化粧水や保湿クリームでも対応できるかもしれませんが
そもそも大人の保湿クリームなどは、もしかすると子供の肌に合わない可能性もあります。
なので、内服薬も含めてやはり一度「皮膚科」に行ってきちんと往診してもらい、適切な薬やクリームを処方してもらった方が良いかと思います。
うちも
「まずは薬を飲んでかゆみを抑えましょう」
と言われ、保湿クリームと内服薬を頂き、やはりすぐにかゆみやミミズ腫れが出なくなったので、市販の薬よりもいいかなと思います。
秋から春まで乾燥する季節が続きますので
病院の先生に多めに保湿クリームを出してもらい
しっかり塗り続けると子供も安心かもしれません。
また夏は夏で日焼けしすぎて乾燥するという場合もありますので
何にせよ、じんましんの出やすいうちの子供のような体質の子供は、1年中保湿しておくのがベストなのではないでしょうか。
蕁麻疹は子供アレルギーの象徴?
じんましんが出る子供のパターンとして
「アレルギー体質というのも関係があるのでは?」
と私は勝手に予想しました。
というのも、鼻炎がひどく耳鼻科の先生からは
「多分、花粉症。調べてみる?」
と前々から言われていたからです(まだ調べていません)
なので私は、病院で
「先生、うちの子供は何のアレルギー何でしょうか? 卵ですかね?」
と聞いた所
「例えアレルギー検査をした所で、確実に判明するのは20~30%。正直やっても意味がない」
と言われました。
アレルギー検査をする為には血液検査をするそうなんですね。
注射が大嫌いな息子には地獄の沙汰。
先生曰く
「だったら、痛い思いするより注意する食べ物は避けながら、普段の生活も気を付けていくとそれだけでも違いますよ」
卵がアレルギーだとか、甲殻類が蕁麻疹出やすいとか、確かにそれはあるけれどわざわざ調べるまでもない
という事です。
また、花粉症の子供は食べ物アレルギーの子供が多いとも効きますが
アレルギーが原因でじんましんが出るのではなく
特定の食べ物に対してアレルギー反応が出るのが原因のようです。
子供の蕁麻疹の原因はストレス!?
最後に、子供のじんましんの原因が何とストレスと言う説もあります。
う~む。
そういや最近怒りすぎ!?
怒られ過ぎてストレスが溜まっているのかも。。。
これはママである私が改善せねば(笑)
世のママ達、子供にじんましんが出たら、一旦思い切り優しくしよう(笑)
まとめ
じんましんは放っておくと、慢性的に出るようになってしまうと聞きました。
痒がり方も蚊に刺されたレベル以上のかゆみで、血が出るまでかきむしってしまいますので
やはり病院でかゆみの成分、ヒスタミンを抑える内服薬を処方して、子供に飲ませてあげたほうが子供の為かなと思いますよ。
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また温度差でも出るじんましんは、季節の変わり目には特に注意してあげるのも一つの方法ですね。
急激な温度差を感じさせないようにしてあげましょう。
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